仕事の都合で、Laravel5系を採用しているプロジェクトに関わることとなったため、Laravelについて公式および翻訳ドキュメントで学習しました。
全部書くと大変なので、まずは環境周りについて覚え書きを記します。
インストール
Laravelを使ったプロジェクトの作成では、composerを使います。 私の場合は、こんな感じでインストールしました。
# まずはcomposerを入手する $ curl -sS https://getcomposer.org/installer | php # composer経由でLaravelプロジェクトを作成する # php composer.phar create-project laravel/laravel プロジェクト名 laravelバージョン php composer.phar create-project laravel/laravel blog "5.1.*"
開発環境の構築
Laravel Homestead、またはLaradockが有名みたいです。
- Homestead: Vagrant
- Laradock: docker-compose
ちなみに私は、Laradockで開発環境を構築してみました。 無事に起動はできたのですが、感想としてLaradockは初心者向けではないです。
Laradockのdocker-compose.ymlを見るとわかるのですが、シンプルなLAMP開発環境だけあれば良い人にとっては、少し重厚すぎる気がします。 なので初学者は、素直に公式のHomesteadを使えば良いのではないかと。
環境設定
主に.env
とconfig/app.php
が主役です。
.env
.env
は、DBの接続設定を記述するため重要です。
APP_ENV=local APP_DEBUG=true APP_KEY=n12uFPknE... DB_CONNECTION=mysql DB_HOST=127.0.0.1 DB_DATABASE=homestead DB_USERNAME=homestead DB_PASSWORD=secret # ...
また、APP_ENVについて理解する必要があります。 こいつを切り替えることで、環境設定を切り分けることが可能です。
Apacheであれば、SetEnvを使うなどして対応します。 「.env.{APP_ENV}」のファイルが採用されます。
# Set APP_ENV SetEnv APP_ENV=production # 本番環境の場合 SetEnv APP_ENV=staging # 検証環境の場合
config/app.php
まずはtimezoneとlocaleを変更します。
# timezoneを日本に変更する # 'timezone' => 'UTC', 'timezone' => 'Asia/Tokyo', # 言語設定を日本語に変更する # 'locale' => 'en', 'locale' => 'ja',
それと自前でサービスプロバイダーを作成した場合は、providersに追加します。
'providers' => [
Illuminate\Foundation\Providers\ArtisanServiceProvider::class,
Illuminate\Auth\AuthServiceProvider::class,
# ...
まとめ
時間の都合でインストール〜環境周りしか書けなかったので、後日もろもろ追記するか、新しい記事で覚えたことを追加していこうと思います。