Parabolというツールを使って、ふりかえりをやってみました。 自分が発案者というわけではなく、参加者として参加したのですが、Mad Glad Sad(喜・怒・哀)というテンプレートで実施しました。
思いの外チーム内のコミュニケーションが活性化されたので、感想など記します。
Icebreak(雑談)
本題のふりかえりに入る前に、まずIcebreak(雑談)を実施しました。 参加者それぞれにバトンが渡され、ひとりずつ雑談的な内容をプレゼンします。
おもしかろかった動画の話や、趣味、最近の出来事など、なんでもありです。 場が和んだところで、本題のふりかえりにうつります。
Mad Glad Sad
雑談が終わったら、一定の時間を設けて、各自がMad Glad Sadを列挙していきます。 Parabolの場合は、ひとつのボードにみんなのMad Glad Sadが集約され、匿名で記載されます。
Glad
嬉しかったことや、良かったこと、感謝したいことなどが挙げられました。
- Aさんが率先してインフラを整備してくださっている
- コードレビューが丁寧でありがたい
- 他のチームとうまくコミュニケーションできた
などなど。 誰かを感謝する文化にも繋がっています。
Sad
- タスクのスケジュールが遅延してしまった
- 情報が足りなくて設計に時間がかかってしまっている
- リリースに失敗してコミットをリバーとした
などなど。 今週あったトラブルや、開発で詰まっていることなど、悲しい出来事が列挙されていきます。
Mad
喜怒哀楽の怒ですが、どちらか言うと驚いた出来事が挙げられました。 あと、中にはプライベートな出来事を挙げる人もいました。
- AWSのコストが上がっている
- いつも買っている食品が売り切れてた
- キーボードが水没した
わりとMadはフリーダムで、なんでもありな気がします。
グルーピングと投票
みんながMad Glad Sadを列挙し終えたら、似たような項目をグルーピングし、最後に気になる項目へ投票します。 票の多かった項目をひとつずつディスカッションし、今後に向けた改善を話あったり、改善項目を具体的なタスク化していきます。
感想
Mad Glad Sad(喜・怒・哀)によるふりかえりは、おもしろかったです。 雰囲気で参加したので、正式なやり方から逸脱した部分はありそうですが、何よりチーム内の雰囲気が良くなりました。
ふりかえりはツール使うと、円滑に進めやすいこともわかったので、Parabolわりとオススメです。