日曜の昼下がりに昼飯を食べながら、ネットもテレ東でカンブリア宮殿 を見ていたのですが、メトロールの人材登用術(人材活用術)に感動しました。
未視聴の人は、配信されている内に観たほうが良いくらいにはすごかったです。
何に感動したのか?
役割の与え方がうまく、社員それぞれが活躍できるポジションで、活き活きと仕事されているのが素晴らしいです。
- 定年なしのシニア採用: 体力は衰えても、培ってきた技術は衰えない。シニアの経験を活かして、若手リーダーを積極的にサポートする
- 若手社員のリーダー登用: 失敗しても許される文化だから、若手も積極的にチャレンジできる。シニアの知恵袋によって、サポート体制が整っている
- パート社員のセル生産: 1人で製品を作り上げるから、責任感を持って仕事に携われる。だんだん自分が作れる製品のバリエーションも増えていくから、成長も実感すできる
月曜朝礼の雑談
- 憂鬱になりがちな月曜の朝を、心休まる雑談でスタートできるのは、かなり良さそうでした。
- 面接の最初で相手の緊張をほぐす、アイスブレークのようなイメージです。
1対1の1時間雑談
- 社員同士が1対1で雑談します。
- 社員間の連携を高める目的で実施されているようですが、職場で誰にでも相談できる空気づくりに一役買っているようで、良い意味でアットホーム感が素晴らしい!
若手リーダーをシニアがサポートする
- 若手を積極的にリーダー登用するのですが、若手社員は経験値が不足しがちです。
- そこを人生経験豊富なシニアメンバーがサポートすることで、リーダーが積極的にチャレンジできる環境が生まれます
- シニアが持つアナログ技術と、若手が持つデジタルやソフトウェアの技術を融合することで、より良いモノを作り上げる意図もあるようです。
セル生産
- セル生産は分業制の逆で、一人で最初から最後まで製品を作り上げます。
- 一般的には分業制のほうが効率的と言われることも多いですが、セル生産方式によって、パート社員も製品を自分で作り上げるやりがいを感じす。
まとめ、会社はオーケストラである
メトロールの何がすごいって、社員間の連携を高めようとしたり、アットホームかつハイモチベーションを作る努力がすごい。
最優秀経営者賞を受賞されたようで、それも納得の組織でした。 定年を廃止するのは勇気のいることだと思いますが、それによって次世代の若手リーダーが経験豊富なシニアのサポートで育つわけですから、そりゃあ良い会社になるわと終始感動です。
社員それぞれが違う楽器を持ち、オーケストラのように共創する組織、侮れません。