成長するための知見や経験を語った物語 - セイチョウ・ジャーニーの感想

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ずっと気になっていた「セイチョウ・ジャーニー」を読みました。評判が良いのは知っていたのですが、なかなか時間が取れずに読めずにいました。

でも、いざ読んでみたらやっぱり面白いです。

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忘れない内に、メモ書きの感想をアウトプットしておこうと思います。

本書の感想は、既に色々なブログにありそうなので、本記事では自分の経験も織り交ぜつつ書いてみることにしました!

ハイスコア・ボーイ - てぃーびー

てぃーびーさんの話が心に刺さった一番の理由は、私もゲーマーだったからです。多くの人が、自分の趣味や好きなことのためなら努力は惜しまないと思います。

努力の過程には、創意工夫があります。そして、その創意工夫の過程がセイチョウに繋がります。思えば私も、シューティングゲームのためには努力を惜しみませんでした。

  • 上手い人のプレイを見て、真似をしながら上達を目指す
  • プレイを始める前に深呼吸。ステージ間は缶コーヒーを飲み、リラックスするというルーティーンを考案する
  • プレイを録画して、後で見返す
  • 一つのゲームにはこだわらず、他のゲームもプレイしてプレイングの幅を広げる
  • ...etc

趣味に対してこれだけの努力が出来るのであれば、仕事やエンジニアリングだって、今よりも努力できるはずです。

本章では、格闘ゲームを通じた成長論が描かれています。仕事を仕事だと思わずに、「セイチョウの機会」や「実力を伸ばすチャンスだ!」と捉えれば良いのかな・・・といったヒントをもらった気がします。

スゴクナイ・ジャーニー - Hide

スゴクナイ・ジャーニーでは、心理の転換が描かれていると感じました。

自分はスゴクナイとただ否定だけしてしまうと、自分の出来る幅を自ら狭めてしまい、何もできなくなってしまいます。それを解消するのが「今日幸せだったことを3つ書き留める」に代表されるようなテクニックです。

そして、成長を感じるためには「振り返り」が必要です。「以前は出来なかった◯◯が、今はできるようになった」こういった事実は、いざ振り返ってみないと意外と感じられないものです。

私も出来ていなかったのですが、アジャイルやスクラムを勉強したことをきっかけにして、週に一回は、スパや入浴時に自己の振り返りをやるようにしました。

マヨイ・ジャーニー - VTRyo

まず、ストーリー仕立てなのが凄いです。そして、ストーリーが面白い!「理想を実現している人や、理想を目指している人をフォローする」この考え方は、意外と盲点で目からウロコでした。

つぶやきに反応すると、新しい情報が得られたり面白いことが起きるのは私も同感です。エンジニア界隈は、マサカリ文化なんて言われることもありますが、丁寧に質問したりポジティブな意見を述べると、意外と素直な返信が返ってきます。

私がTwitterを本格的に使い始めた理由は、実は「技術書典5で出す本」を宣伝するためなんですが。宣伝のために頑張ってTwitterを使い込んでみた結果、意外とTwitterは面白い世界なんだなということに気づきました。

マヨイ・ジャーニーでは、コミュニティへの参加が自分が変わるきっかけとして描かれています。私の場合は、ブログを書き始めたのが自分を変えるきっかけでした。読んでいて感じたことは、アウトプットの表現方法は何でも良くて、自己表現の過程に成長があるのではないのかなぁという感想です。

同じ技術同人作家として、VTRyoさんのような面白いストーリーが書けるようになりたいです。

言葉のセイチョウ・ジャーニー - KANE

言葉のセイチョウについて私が感じていることは、人間は言葉によって捉え方が大きく変わる生き物であるということです。

Youtubeの「ゆうきゆうのセクシー心理学」を見るのが日課なんですが。心理学に少しでも触れると、こんなにも言い方ひとつで考え方が変わるものなのか!・・・と、実感します。

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「失敗」という言葉を一つとっても、「駄目だった」と捉えるのか、それとも「人生の糧となる経験だった」と捉えるかで、考え方が変わります。自分の本を宣伝するようで恐縮ですが、「エンジニアアンチパターン」では、ネガティブな失敗を前向きな学びの機会に変える挑戦をしています。

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実は、KANEさんには本書以外でもお世話になっていて、次回の「おやかた.am」で、「エンジニアアンチパターン」が取り上げられる予定になっています。

どのような言葉によって本書が語られるのか、楽しみで仕方がありません!

行動のハードルを低くするジャーニー - ゆのん

「小さな行動の積み重ね!」

実はわたしは、壮大な目標を設定して、挫折した経験が何回もあります。そのため、気持ちがとてもよく分かります。

私の場合は、色々と挫折した結果、最終的に小さな行動は「ブログを週に2回書く」になりました(現在は週1回です)。実際に小さな行動を実践してみて感じたのは、行動した結果には副次的な効果があるということです。

  • ブログに本の感想を書くために、色々な本を読みました。その結果、知っている世界が広がりました。
  • 技術的な知見をブログにまとめようとすると、思ったよりも知らないと書けません。調べながら書くので、書く前よりも成長している自分がいます。
  • ブログで文章を書くことに慣れたおかげで、技術書典で本を頒布することができました。

「環境を変える」「正しさを求めない」・・・この辺りは自分もあまり実践できてないので、参考にして日々の小さな行動に取り入れてみたいと思います。

さいごに

成長という言葉を聞くと、自己啓発的な要素を思い浮かべがちです。しかし、本書は実際の経験をもとに書いてあるため、とても地に足の着いた本です。

こういった成長に必要な要素を、日々の習慣にさり気なく取り入れていくことで、知らないうちに成長している自分が作れたら理想かなぁ・・・と、感じました。

今日も一日がんばるぞい!