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EIZO EV2740XでZoomの画面共有が「インターネット接続が不安定」になる問題の続報

私のテレワーク環境は、ノートパソコンに4Kモニターの「EIZO EV2740X」を組み合わせたスタイルです。 EV2740XとノートパソコンはUSB Type-Cケーブル1本で接続し、画面出力と給電を同時に行っています。

以前、この環境で「Zoomの画面共有時のみ、インターネット接続が不安定になる」という現象をご紹介しましたが、今回はその原因の特定と、解決策が見つかったので続報をメモします。

発生していた事象:画面共有時だけ「通信が割り込む」

あらためて、発生していた事象を整理します。

  • Zoomの単なる会話自体は問題ないが、「画面共有」でたまに「インターネット接続が不安定です」と警告が出る
  • 画面共有を終了すると、何事もなかったかのように安定する。
  • Zoomの画面共有以外(動画視聴や大容量ファイルのダウンロードなど)では、インターネットが不安定だと感じたことは一度もない。

非常にピンポイントな状況で発生するので、最初はZoomのバグだと思っていました。

原因の切り分け:有線LAN接続でのみ発生することが判明

EIZO EV2740Xには、モニター背面にLAN端子(有線LANアダプター機能)が搭載されています。私はこの端子を使い、Wi-Fiルーターから有線LANを引き込んでモニター経由でPCをネット接続していました。

「もしや…」と思い、以下の切り分けを行ってみました。

  1. 有線LAN(モニター経由)で画面共有 ⇒ 「不安定」が発生
  2. Wi-Fi(無線LAN)に切り替えて画面共有 ⇒ 警告が出ず、安定

上記の結果から、原因はネットワーク回線そのものではなく、「モニター内蔵の有線LAN機能(またはUSB転送)にある」というところまで特定しました。

【解決策】EV2740XのUSB設定を「USB 2.0」にダウングレードする

EV2740XのUSBハブ機能(およびLAN機能)は、デフォルトでUSB 3.1 Gen 1として動作しています。

4Kの映像信号、高画質なZoomの画面共有データ、そしてギガビットの有線LAN通信。これらが1本のUSB Type-Cケーブルの帯域を激しく奪い合った結果、「インターネット接続が不安定」の警告に繋がっていたようです。

そこで、EV2740Xのモニター機側の設定を変更し、USBハブ機能を「USB 2.0」にダウングレードしてみました。

結果:画面共有が安定

この設定に変更したところ、Zoomでどれだけ画面共有をしても「インターネット接続が不安定」の警告は一切出なくなりました。

あとがき:速度低下のデメリットはある

USB 2.0の規格上限の煽りなどを受けて、有線LANの回線スピードが200Mbps台まで低下しました。また、モニターのUSBポートに仮に外付けSSDなどを繋いだ際の転送速度も、当然ダウンします。

しかしながら、テレワークやZoom会議、動画視聴において「200Mbps」あれば実用上は問題ありません。 スピード低下のデメリットより、大事な会議中に画面共有がカクついたり途切れたりするストレスがなくなったメリットの方が遥かに大きいです。

そのため、一旦はしばらくこれで様子を見てみようと思います。