個別にインストールされているWindows上のアプリケーションを、一括アップデートできるコマンドを探していたところ、見つけました。
wingetというコマンドです。
winget list
インストールされているソフトウェアの一覧を表示します。
> winget list 名前 ID バージョン ソース ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Docker Desktop Docker.DockerDesktop 4.38.0 winget Mozilla Firefox (x64 ja) Mozilla.Firefox 135.0 winget Mozilla Maintenance Service ARP\Machine\X64\MozillaMaintenanceService 134.0.2 ...
winget upgrade
アップデート対象を表示します。
先日最新版に更新してしまったため、現時点の私は表示されません。
> winget upgrade
入力条件に一致するインストール済みのパッケージが見つかりませんでした。
winget upgrade --all
アップデート対象を一括アップデートします。
先日最新版に更新してしまったため、現時点の私は表示されません。
> winget upgrade --all 入力条件に一致するインストール済みのパッケージが見つかりませんでした。
注意点や感想など
- 管理者権限が必要な場合、管理者権限を求めるポップアップが表示されます。許可するまでアップデートは進みません。
- アップデートに失敗する場合もあるようで、私のケースではwslのアップデートに失敗しました。
アップデートに失敗したらどうすればよいのか
wslのアップデートは何度試しても成功しなかったので、個別にアップデートを実行しました。
wsl --update
あとがき
普通にwindows用のインストーラーからインストールしたソフトウェアを、一括で管理できるのは便利だと思いました。
ただ、wslのアップデートに失敗したことから、wingetコマンドには一抹の不安を感じます。 もう少し使ってみてから、改めてwingetコマンドを今後も使い続けるか判断したいと思っております。