自宅ではI-O DATA製のWi-Fiルーターを使っているのですが、最近調子が悪くなってきました。 そこで、新しいWi-Fiルーターに買い替えました。
私はデフォルト厨の傾向があるため、ルーター初期設定のSSIDを今まで使い続けてきたのですが、今回からは変更することにしました。 思いの外よさそうでしたので、メモ書き程度に記録を残します。
Wi-Fiルーターの買い替え時に、SSIDを引き継いでも違和感が発生しない
I-O DATA製のWi-Fiルーターには、「IODATA-(16進数っぽい英数字)-5G」「IODATA-(16進数っぽい英数字)-2G」のSSIDが、初期設定されています。 自宅内のパソコンや家電はそこに繋いでいるわけですが、今までは全てのWi-Fi接続機器を、買い替え後ルーターの初期SSIDに設定変更してきました。 これは結構面倒な作業です。
買い替え後ルーターに、「IODATA-(16進数っぽい英数字)-5G」「IODATA-(16進数っぽい英数字)-2G」を設定すれば、PCや家電側は変更しなくても引き継ぎは可能です。 しかしながら、今回は別メーカーのWi-Fiルーターを購入したこともあり、違和感がものすごいです。
(別メーカーのWi-Fiルーターに、IODATAと名付けられたSSIDを設定することになるためです)
自分で名付けたSSIDであれば、メーカー名は入りません。 そのため、Wi-Fiルーターを別メーカーに買い替え後、SSIDを引き継いでも違和感が発生しなくなります。
製造メーカー名を、わざわざ晒す必要はない
SSIDにメーカー名が入っているということは、電波が届く範囲内であれば、誰でも簡単に製造メーカーを知り得ることになります。 気休め程度の効果かもしれませんが、製造メーカー固有の脆弱性を、ピンポイントで狙われる可能性は減らせます。
メーカー名がバレるのは、セキュリティを考えるとあまり好ましくないため、オリジナルの自分が判別しやすいネーミングに変更して使うのがベストだ。
〜中略〜
通常、メーカー名がわかったところで、何ということはないが、特定メーカーのルーターに脆弱性があったケースなどで、特定メーカーが狙われることも考えられる。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/homewifi/1112392.html
Wi-Fiルーターを、初期設定のまま使わないを習慣化できる
Wi-Fiルーターは、初期設定のまま使わないほうが良いと、一般的に推奨されています。
警視庁も設定変更を推奨していますが、Wi-Fiルーターは、物理的にSSIDとパスワードが本体にシールで貼られていることもあり、これを見られただけで突破されてしまいます。
Wi-Fi(無線LAN)ルーターをお使いの方へ - 警視庁ホームページ
初期設定の単純なIDやパスワードは変更する。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/cyber/notes/router.html
注意喚起が何度も行われていることからも、その重要性が伺えます。
家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起について - 警視庁ホームページ
機器を購入した時に設定されている初期管理用パスワードはインターネット上で公開されていることがあります。
機器を第三者に外部から不正に利用されないよう、パスワードは必ず複雑なものに変更してから利用しましょう。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/cyber/security/cyber401.html
自分で名付けたSSIDを使うルールということは、Wi-Fiルーターの設定変更するイベントが、強制的に発生します。 ルーター買い替え時に、セキュリティ対策をうっかり忘れてしまう危険性を減らすことができます。
あとがき、Wi-FiルーターのCPU性能について
YouTubeでWi-Fiルーターの選び方を解説する動画を、いくつも見比べて知ったのですが、Wi-FiルーターのCPUはデュアルコア以上を推奨します。
Wi-Fiルーターは、進化によって機能やセキュリティ対策が多機能化していく傾向にあります。 そのため、頭脳であるCPU性能が重要になってきます。
今までは、Wi-Fiルーターの買い替えでCPU性能をあまり意識してこなかったため、意外な気づきでした。