新型コロナウイルスの流行以降、私はテレワークが続いてます。 世間ではオフィス回帰の流れがおきており、もしかしたら今後出社になるかもしれませんが、未だしばらくテレワーク勤務は続きそうです。
今一度テレワーク環境を見直したくなったため、改めてガイドラインを確認します。
テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン
- 厚生労働省の公式資料です。
- 自宅で働いている人向けの情報に加え、テレワーク導入におけるセキュリティの確保など、組織向けの導入支援情報がまとまっています。
自宅等でテレワークを行う際の作業環境整備
- こちらが今回の見直しに役立つ資料です。
- 簡潔にまとまっており見やすいのですが、画像ファイルなのでテキストにまとめていきます。
部屋
- 作業等を行うのに十分な空間が確保されているか
- 転倒することがないよう整理整頓されているか
書斎もしくは作業に集中できる空間があればベストですが、そうでなければ悩みポイントです。 一時的なテレワークであれば凌げるかもしれませんが、長期に渡るテレワークでは、引っ越しも視野に入ります。
整理整頓に関しては、オフィス勤務時代とあまり変わらない指摘事項かもしれません。 掃除で衛生的な空間に、整理整頓で適切な作業スペースを確保しようという意味かと思います。
窓
- 空気の入れ替えを行うこと (窓の開閉や換気設備の活用)
- ディスプレイに太陽光が入射する場合は、窓にブラインドやカーテンを設けること
窓のない部屋では、サーキュレーターなどを活用して他の部屋から空気を定期的に循環させる必要があります。
ディスプレイと窓の位置関係も重要になってきます。 窓から外を眺める行為は作業中のリフレッシュにもなるため、私のテレワークデスクは窓向きに配置しました。
照明
- 作業に支障がない十分な明るさにすること (机上は照度300ルクス以上とする)
部屋の照明が届きにくい場所で作業するならば、デスクライトが必要かもしれません。
室温・湿度
- 冷房、暖房、通風などを活用し、作業に適した温度、湿度となるよう、調整をすること
- (室温 18℃〜28℃、相対湿度 40%〜70%を目安とする)
エアコンのある部屋をテレワークスペースにできればベストです。 そうでない場所では、別途検討が必要です。(移動式エアコンを導入してみたりと、私もいろいろ苦労しました。)
机、椅子、PC
机
- 必要なものが配置できる広さがある
- 作業中に脚が窮屈でない空間がある
- 体系に合った高さである、または高さの調整ができる
机と椅子の高さは、計算で目安が出せるようです。
- 適切な座面の高さ(センチ)=身長 × 1/4
- 最適な差尺(センチ)=身長 × 1/6
参考: 自動計算アリ! 机と椅子の高さバランスやPC向け環境の選び方
椅子
- 安定していて、簡単に移動できる
- 座面の高さを調整できる
- 傾きを調整できる背もたれがある
- 肘掛けがある
テレワークは会議室に移動することすらないため、PCの前でずっと座り続けて作業する傾向があります。 まず設備投資するとしたら、腰痛対策で椅子がオススメかもしれません。
PC
- 輝度やコントラストが調整できる
- キーボードとディスプレイは分離して位置を調整できる
- 操作しやすいマウスを使う
ディスプレイの明るさが調整できることと、操作デバイスの使いやすさに言及されてます。
まとめ
テレワークの環境設備で気にすべき主なポイントは、部屋 / 窓 / 照明 / 室温・湿度 / 机、椅子、PCです。
テレワーク環境の紹介記事や紹介動画も今は増えているため、ブログやYouTubeを参考に、私も今一度整備していこうと思います。