システム運用アンチパターンの2章です。
ゲートキーパー
- 長時間の承認プロセスや、リリースにこぎつけるための複雑な障害など。
- 非生産的な時間が増えることによって、業務が遅延する。
DevOpsが目指すゴール
- チーム間のコラボレーションの強化
- 不必要なゲートや作業の受け渡しの削減
- 開発チームがシステムを所有するために必要なツールと権限の提供
- 再現性のある予測可能なプロセスの構築
- アプリケーションの本番環境に対する責任の共有 DevOpsではCAMSモデルに沿ってこれらを実現する (P12)
自動化によって改善できること
- システムで自動判定できるリリース条件は、プログラムで瞬時に判断でし、自動化しよう
- ログや通知を活用しよう。手動での承認プロセスに変えて、メールやチャットでの自動通知も有効である
ロギングプロセス
- イシュートラッキングツールや作業トラッキングツールのチケットで記録する
あとがき
私は大企業に勤めた経験がほとんどないので、ゲートキーパーに思い当たる節は、あまり思い当たりませんでした。 ただ、典型的なよくある大企業だと「あるある」な印象も受けます。
個人的にはログや通知の有効活用にまだまだ課題感を感じている部分もあるので、本章を再度読み直して考えてみたいと思います。