数年前に「部屋の灯りが消えたら自動でGet Wildを再生してGet Wild退勤する」が話題になりました。
当時の私はピンと来るものはなかったんですけど、最近公開された「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」と、ジャンプの公式チャンネルが公開しているシティハンターを観たら、理由がよくわかりました。
シティハンターを観てみよう
実際にアニメを観るとわかるんですけど、エンディングテーマの「Get Wild」が流れ始めるタイミングが神がかってます。
Get Wildは、終わりへと近づく合図である
アニメのシティハンターでは、エンディングに入る少し前から「Get Wild」が流れます。そのため、視聴者はこれからエンディングに入ることが、事前にわかります。
「Get Wild」に入るタイミングがあまりに絶妙すぎるので、驚きを通り越して笑ってしまいました。そして、とにかくカッコいい。
視聴者の側からすると、「Get Wildが流れ始める = 終わりへと近づいている」となるので、ここに方程式が成り立ちます。 「Get Wild」が流れ始めたら、我々は退社せねばならないのです。
冴羽りょうに学ぶ、アフターファイブの過ごし方
主人公である冴羽獠は銃の腕前が一流だったりと、仕事中はとにかくカッコよく、そして冴えてます。
ただ、わりとダメ人間なところもあって、泥酔して朝帰りすることもあれば、「もっこり」が口癖だったりもします。そしていつも、相棒である槇村香から天誅と言う名のハンマーをくらいます。
冴羽りょうの趣味
Wikipediaに、彼の趣味や特技が載ってます。酒と女に夢中で、欲望に素直なのです(笑)。
- 趣味:ナンパ、キャバレーのハシゴ、エロ本やエロビデオ収集・鑑賞
- 特技:ピンク電話のダイヤルが戻る音を聞いて番号を解読する。
- 嗜好:タバコ(アニメ版では非喫煙者)、酒(かなりの酒豪)
- モットー:世界中の美女ともっこりする。日本一(世界一)軽い男になる。
彼の場合、上記の特徴からお察しのアフターファイブを過ごすわけですが。銃を構えたときのキリッとした冴羽りょうとは、まるで別人です。
何が言いたいかのと申しますと、仕事中だけキリッとしていれば、プライベートは素直に自分のやりたいことをやったほうが人生を楽しめそうだということです。
Get Wild退勤のやり方
Get Wild退勤(もしくは退社)のやり方は、とても簡単です。退勤時間になったら、Get Wildを流すだけです。
オススメは、定時や退勤時間になる少し前からGet Wildを流すことです。退勤には準備が必要ですので、曲が流れ始めたら、退勤準備をはじめましょう。
Get Wildをアレンジした使い方
Get Wildには無限の可能性があります。盗難防止に使ってみたり、あえて作業開始の段階で流してみたりと、活用法がさまざまです。
世の中は、新たなGet Wildの活用法を求めている!
デバイスを変える事例
「ArduinoでGet Wild退勤」は、Get Wild退勤にマイコンであるArduinoを活用した事例です。
「Amazon Dash ButtonでGet Wild退勤する」も同様です。
このようにデバイスを変えてGet Wild退勤するというムーブメントもありまして、これはこれでおもしろいです。
さいごに
・・・というわけで、数年越しに「部屋の灯りが消えたら自動でGet Wildを再生してGet Wild退勤する」の真髄を理解しました。
我々は「Get Wild」が流れ始めたら、パソコンを閉じて飲み屋へとくり出せばよいのです。