技術書典5に出典するサークル「このすみ堂」の新刊のご案内です。今回は、かなり気合いを入れて書いておりまして、2冊の新刊を頒布する予定です。
なお、前回の技術書典4の頒布の様子は、過去の記事にあります。もし興味がありましたらご覧ください。
目次
1冊目 エンジニアアンチパターン
1冊目の「エンジニアアンチパターン」は、私のエンジニアとしての失敗談を綴った本です。
- メモリオーバーで、本番バッチが異常終了。
- SQLを発行しすぎて、レプリケーションが遅延してデータベースアラート!
- サーバーの設定ファイルを、バックアップも取らずに誤って消してしまった。
- リファクタリングに失敗して、人生初の始末書をもらう。
- 工数の見積もりに失敗して、プロジェクトが大炎上してしまった。
- ...etc
正直、私の黒歴史を赤裸々に語った本なので、書こうか迷っていました(始末書をもらった話とか)。「なんて失敗だらけの人生なんだろう」と、嘆きたい気分でいっぱいです。
しかし、エジソンいわく「失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」なのです。僕のうまく行かなかった方法から、少しでも何かを学び取っていただければ幸いでございます。
全7章のジャンルの内訳としては、以下のようになっております。
- 第一章: プログラミング
- 第二章: データベース(SQL)
- 第三章: サーバー
- 第四章: リファクタリング
- 第五章: 技術選定
- 第六章: 見積もり、プロジェクト管理
- 第七章: 生存戦略、勉強、学習系
- (但し、今後の加筆修正により変わる可能性があります)
これらのジャンルから、私の失敗談を題材にして、ベストプラクティスを考えていきます。かなり技術寄りだと思いますので、エンジニアの方であれば読み物としてもお楽しみいただけると思います。
エンジニアアンチパターンは、表紙イラストをぞえ(@kz_sue)さんに依頼しており、表紙も工夫する予定です。現在、鋭意製作中です。
2冊目 React Nativeに関する本(タイトル未定)
前回の技術書典4では「React.js」の本を頒布しましたが、今回は「React Native」の本を書く予定です。
ようやく「エンジニアアンチパターン」の執筆が一段落してきましたので、執筆はこれからです。
実際に、業務で「React Native」を使っておりますので、そこで得た知見を可能な限り本書に詰め込めたいと思っています。「React Native」は敷居が高いと思われがちですが、その敷居を少しでも下げるための本になれば幸いです。
サークルの場所
このすみ堂は、う74 になります。
さいごに
弱小ブログ、弱小サークルであるにも関わらず「Re:VIEWによる執筆環境」の記事が「180はてブ」を超えるヒットを記録した影響もあってか、今は執筆のモチベーションが凄く高いです。
どちらの新刊も、落とさず刊行できればと思っておりますので、当日はぜひとも「このすみ堂」にお越しください。
それではー。