このすみノート

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ITエンジニアとプログラミング環境のデスク周りについて、自宅の環境を例に語ってみる

私は、頻繁ではないのですが、フロントエンドJSを始めとしたイベントやカンファレンスに参加することがあります。

ふと疑問に思ったのですが、そういったイベントに参加していると、意外とこれからエンジニアになりたい学生や、異業種からエンジニアになろうとして、知識をつけに来ている人が多いことに気づきます。

実際のプログラミングやサーバなどの知識も勿論ですが、物理的なプログラミングをしている環境も気になるかなと思いまして、私の自宅のプログラミング環境を、簡単にご紹介したいと思います。

全体像

プログラマーの開発環境って、モニターを4画面並べて、キーボードも4つ置いてあって・・・のような構図を思い浮かべる人も多いかもしれません。

ただ、私はマルチ画面モニター(デュアルディスプレイ等)が苦手なので、モニターは一つにして、全体的にすっきりさせることをコンセプトにしています。

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パソコン:Mac Book Pro Mid 2015

パソコンは「MacBook Pro Mid 2015」です。もともとは、ずっとWindowsを使い続けていたのですが、iOSアプリの開発を機にMacに乗り換えました。

私はノートパソコンが好きなので、Macの中でも「Mac Book Pro」を使用しています。ちなみに、USB Type-Cはまだ早いと感じていたので、あえて少し前のモデルで購入しています。

性能は意外と重要でして、メモリは最低でも16GB、余裕があれば32GB欲しいところです。CPUパワーももちろん絡んできますが、React NativeでiOSシミュレーターとAndroidエミュレーターを両方立ち上げると、かなりパソコンに負荷がかかります。

これは、求めるエンジニアの職種によっても変わってくるのですが、モバイルアプリケーションエンジニアやゲーム系を目指すエンジニアであれば、パソコンにはお金をかけた方が良いと思ってます。

ディスプレイ(モニター):EIZO FlexScan EV2451-R

モニターは「EIZO FlexScan EV2451-RWT」を使用しています。

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EIZOというと、パソコンのモニター(ディスプレイ)の中では高価格帯という印象がありますが、この「EIZO FlexScan EV2451-R」は、EIZOの中でもお手頃な価格帯でした。

私は、趣味がゲームであることも相まって、視力の低下や、目が疲れるといった職業病に、ずっと悩まされてきました。でも、モニタをEIZOにしてから、目の疲れが解消したのです!

画面に映れば関係ない、モニタにこだわるのはデザイナの領分である・・・と、ずっと思っていたのですが、そうじゃないんだということを実感しました。

プログラマーであれば、モニター(ディスプレイ)はこだわって選んだ方が良いと思ってます。何せ、長時間ディスプレイを見つめることになるわけです。

キーボード:HHKB Professional Type-S

キーボードは「 Happy Hacking Keyboard」の「HHKB Professional Type-S」を使用しています。

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もともと、テンキーレスのコンパクトなキーボードが好みであったことと、ホームポジションから大きく指を動かしたくない派でしたので、HHKBは最適でした。

しかも、Type-Sは静音モデルで無接点なので、キーの押し心地が柔らかいのです。そのため、タイピング音が比較的うるさくない事が特徴です。

夜中に突然思いついて、コードを書きたくなる衝動に駆られることも往々にしてあるので、音の静かさは重要だと思ってます。

キーボードは、ぜひともヨドバシカメラなどのキーボードが置いてある店で試し打ちをしてみて、しっくりきたキーボードを選択することをオススメします。

ちなみに「Happy Hacking Keyboard」は少しキー配列のクセが強いキーボードですので、必ず試し打ちをした方が良いです。

PFU キーボード Happy Hacking Keyboard Professional JP Type-S 日本語配列/白 PD-KB420WS

PFU キーボード Happy Hacking Keyboard Professional JP Type-S 日本語配列/白 PD-KB420WS

癒やし要素

プログラミングは、身体よりも脳を使う仕事ですので、精神的に疲労します。

そこで、デスクの周りには、癒やし要素を置くようにしています。私の場合は、なめこ好きなので「なめこのフィギュア」と、あとは好きなアニメのグッズ等々を置いております。

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一息つきたい時にリラックスするぐらいの感覚で、そっと眺める程度ですが、あるとないでは大きく違います。

眼の前でバグが発生し、心を落ち着かせてからバグと向き合う時には、かなり重宝しますよ(笑)。

さいごに

これは、人によってマチマチかもしれませんが、私が思うITエンジニアやプログラマーがこだわるべき周辺機器は、以下の4つです。

  • パソコン本体
  • プログラムを表示するディスプレイ・モニター
  • プログラムを書くためのキーボード
  • 脳を休めるための癒やし要素(置物など)

パソコンはもちろんですが、ディスプレイやモニターは眼精疲労にも直結しますし、キーボードはコードを打つために絶対に必要です。自分が心地よく打てるキーボードを、しっかり選んだ方が良いです。

そして、脳の疲れを癒やしたり、バグが発生した時に一呼吸を置いてリラックスするためにも、癒やし要素は意外と重要だと思ってます。

ディスプレイもキーボードも、お値段はピンキリであり高い製品も多いのですが、どちらも長持ちするタイプの周辺機器です。そのため、初期投資さえしてしまえば、あとは快適なプログラミング環境を手に入れることができます。

・・・というわけで、自宅のプログラミング環境のお話でした。