百合という恋愛の形を、優しく描いた意欲作 あさがおと加瀬さん。【映画感想】

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映画「あさがおと加瀬さん。」は、「ピュア百合アンソロジー ひらり、(新書館)」に連載していた作品を原作としており、ガールズラブ(百合)をテーマにした作品です。

あまりにピュアすぎて、観ているこっちが恥ずかしくなってくる程の作品でした。純粋であり、とても真っ直ぐなラブストーリーです。

ネタバレありの感想を書いていきます。

目次

登場キャラクター解説編

おとなしい山田さん

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本作の主人公である山田さん(山田由衣)は、とても内気で大人しい性格です。

趣味はガーデニングです。中庭のお手入れや、お花の水やりをして過ごしています。しかも、雨の日でも欠かさないわけですから、彼女のガーデニング愛は本物です。

後述する加瀬さんや三河さんとは対照的な性格ですが、彼女は繊細なようでいて、鈍感な面も持ち合わせています。それは、加瀬さんを家に呼んだエピソードを見ても明らかです。

元気な加瀬さん

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山田さんの恋人である加瀬さんは、とても元気な性格です。周りからも頼られている人気者であり、いつも引っ張りだこで忙しい日々を過ごしています。

部活は陸上部に所属していて、スポーツ推薦の話があるほどの実力者でもあります。

ただ、山田さんへの愛情は本物で、自分自身を山田のストーカーと呼ぶほどです。キスも大胆で、かなり積極的です。 山田さんを押し倒すシーンは、見てるこっちもドキドキしましたよ。

サバサバしている親友の三河さん

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三河さんは、かなりサバサバしていてサッパリした性格です。

山田さんの良き相談相手でもあり、三河さんの存在がなければ、彼女たちの恋愛はうまくいかなかったかもしれません。

あー、私もこういう親友が欲しいよー!

感想編

とにかくピュアで純情な恋愛です

本作の凄いところは、百合という恋愛を何ら特別扱いすることもなく、とにかくピュアに描いている点にあります。仮に、加瀬さんの性別を男にしたとてしても、充分に通用する話であることは間違いありません。

思春期だからこそかもしれませんが、本作では数多くの悩みが描かれます。最も大きな悩みは「加瀬さんが東京に行ってしまう」でした。彼女たちは、悩み、悩み、悩み抜きます。

劇場で観ている側からすると、もどかしい場面も多いのですが、それも含めて恋愛なのです。

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一緒に東京に行ったその後が気になる

山田さんは悩み抜いた末に、加瀬さんと一緒に東京に行く選択をしました。

その後が気になります!

私の予想では、山田さんも東京の大学を受験する展開になるんじゃないかなぁと推測しているのですが、どうでしょう?

同じ大学に通うことはないような気がしますが、もしかしたら東京で一緒に住むのかもしれませんね。同棲?ルームシェア?・・・いずれにせよ、もし一緒に住んだとしたら、ラブラブすぎるか緊張の連続のどちらかで、身体が持たないような気がしておりますが(苦笑)。

主題歌の明日への扉が、本作の雰囲気に合う

本作の主題歌には、I WiSHの「明日への扉」が採用されています。カバー曲として歌われている形で、主役の二人である「山田結衣(CV:高橋未奈美) & 加瀬友香(CV:佐倉綾音)」さんが歌っています。

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本作のパンフレットには「山田さんや加瀬さんのような普通の女子高校生がカラオケで実際に歌っていそうな恋愛J-POP」だから、という理由が記されています。

そして何より、「二人で誓った愛を育てよう」という歌のテーマが本作にぴったりです!

さいごに

本作の感想を一言で表現すると「山田も加瀬さんも、お互いのことが大好きである」ということです。

最初は「果たしてどんな映画なのだろうか?」と、身構えていたのですが、とても純粋で素直なラブストーリーでした。百合という恋愛の形をとっていますが、普通の恋愛作品として見ても、充分に通用する凄い作品ですよ!

補足:画像について

本記事で使用している画像は、「あさがおと加瀬さん。」の公式サイトにて配布されているTwitterアイコンを使用しております。