アルファシステムから、Nintendo Switch向けに「SISTERS ROYALE(シスターズロワイヤル)」というシューティングゲームが配信されました。
何が驚きかと言いますと、システムから召喚攻撃にいたるまで、完全に「式神の城」だったのです。これが公式の犯行というやつか!
ちなみに、普通にシューティングゲームとして見ても、面白いゲームです。ワンプレイは30分前後で、プレイもさくさく快適です。やりこみたくなりますね。
せっかくプレイしましたので、感想を書いていきます。
シスターズロワイヤルとは?
シスターズロワイヤルは、ポップな音楽にのせたシューティングゲームです。
「奇々怪々」や「まもるクンは呪われてしまった!」のように、地上を舞台にしたシューティングゲームになっています。
式神の城と似ている点
召喚攻撃 = 式神攻撃
シスターズロワイヤルにおける召喚攻撃は、式神の城における式神攻撃に相当します。
ソナイの召喚攻撃は、まさに玖珂光太郎の「ザサエさん」であり、ヌルの召喚攻撃は、まさに結城小夜の「ヤタ」でした。あまりに攻撃方法がそっくりすぎたので、思わず爆笑してしまいました。
長女 ソナイ = 玖珂光太郎
召喚攻撃は、ホーミングでかなり使い勝手が良いです。玖珂光太郎における「ザサエさん」に相当します。
シューティングゲーム初心者の方は、まずはソナイを使って弾幕を避けることに集中されるのが良いかと思います。
次女 セルマ = 金大正
剣を振り回します。威力は強いですが、うまく敵にあて続けるためには慎重なテクニックが必要になります。
三女 エジェ = エミリオ・スタンベルク
エジェもまた、テクニカルなキャラクターです。式神の城の「エミリオ・スタンベルク」では、線を画面に対して真横に引くことで、50メートル走のゴールラインテープの如く、線まで到達した敵をやっつけるといったテクニックがありました。
四女 ヌル = 結城小夜
結城小夜の「ヤタガラス」です。ヌルの周りをぐるぐると周回します。
五女 ラーレ = ニーギ・ゴージャスブルー
ラーレの式神攻撃は、敵弾を吸収する力があります。式神の城2では、玖珂光太郎に匹敵するくらいの人気キャラクターだったと記憶しています。追い詰められた局面を、弾幕を吸収することで切り抜けられるのはやはり大きいです。
スコア稼ぎによるライフ回復
これも式神の城と同様です。
ケイブシューをはじめ、スコアによるライフエクステンドは2回までとするシューティングゲームが多い中、式神の城では、一定スコア獲得毎のライフエクステンドを採用しています。
シスターズロワイヤルも同様であり、一定のスコアを獲得する度にライフが回復するシステムになっています。ただ、ダメージを受けたことが分かりにくいので、いつの間にかダメージを受けていることがたまにあります。
テンションボーナスシステム
これは、命名も含めて式神の城と同じです。
敵弾に近づいている状態であれば、より強力なショットを発射します。また、コインの倍率が上がるため、よりスコアを稼ぐことができます。
なお、後半のステージになるほど敵弾が増えてきますので、あまり意識しなくても、自然にテンション状態になっていることが多いです。
ハイテンションによるコイン倍率を意識しながらプレイしないと、ライフ回復が遠のきますので、かなり重要なシステムです。
スコアリザルト画面
システムのみならず、ゲーム画面も式神の城に似ています。ゲームを終えた後の最終的なリザルト画面ですが、見た目も構成も完全に式神の城でした。
ステージ間の掛け合い
式神の城には、ステージ間とボス前に、それぞれキャラクターとボスキャラとの掛け合いがあります。それも同様です。
スタッフロールに式神社長の名前が!
スタッフロールには「式神社長」こと「佐々木哲哉」氏の名前が、しっかり刻まれておりました。
株式会社アルファ・システムは、2018年1月6日に「30周年」を迎えたとのことです。本当におめでとうございます!
さいごに
SISTERS ROYALE(シスターズロワイヤル)は、式神の城にハマりまくった、まさに大学生の頃を思い出すゲームです。私はずっと「式神の城4」を待ち望んでいましたが、まさかこんな形で実現するとは、思いませんでした。
この勢いで、式神の城2をニンテンドーSwitchに移植してくれないかなぁ。もちろん、PS2を引っ張り出せばプレイはできるのですが、ぜひともニンテンドーSwitchの美麗グラフィックで、式神の城2をプレイしてみたいところです。
最近は斑鳩が移植されたことに加えて、「ドラゴンブレイズ」をはじめとした「ゼロディブ X 彩京」による移植STGの波が、ニンテンドーSwitchに来ております。
私もSwitchで本格的にSTGをやり込みたくなってきたので、Switch用のアーケードスティックを買いたくなってきたなぁ。