【映画感想】リズと青い鳥 - 童話と吹奏楽サウンドにのせて、静かに感動する物語

「リズと青い鳥」を、新宿ピカデリーで観てきました。リズと青い鳥は配給が松竹のため、主に松竹系の映画館で公開されています。

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感想を書いていきます。

『リズと青い鳥』ロングPV

吹奏楽部の物語です。原作は「響け!ユーフォニアム」なのですが、原作を知らなくても楽しめました。

雰囲気は独特です。そこはPVで判断していただきまして、興味が湧いたらぜひとも映画館に足を運んでみてください。

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新宿ピカデリーにはポップがあるよ!

新宿ピカデリーには、入口付近に巨大なポップがあります。衝動的に、写真に収めてしまいした。

レイトショーだったせいか、グッズ売り場が閉まっていたのですが、再度足を運んでグッズだけ買いに行こうかなぁ。

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さて、ここから先はネタバレがありますのでご注意ください。

青い鳥は、別れてもまた会いに行けば良いだけ

この物語において、最も重要な役割を果たすのは「リズと青い鳥」という童話の小説です。

リズが青い鳥と楽しい日々を過ごすお話なのですが、最終的に、リズは青い鳥を大空に返す決断をします。最初の内は、この童話がどう影響するのかよく分からなかったのですが、途中で理解しました。

希美の何気ないセリフである「青い鳥は、別れてもまた会いに行けば良いだけ」が、最後の最後で効いてくるとは思いませんでした。物語の結末は「ああ、そういうことか!」の一言です。

希美が全てと言うみぞれは、正に童話の中の青い鳥そのものです。だからこそ、みぞれは「リズと青い鳥」が嫌いだったのでしょう。

静かに感動する物語

あくまで私的な感想ですが、物凄く涙するような物語と言うよりは、静かに感動する物語です。

また、みぞれの気持ちを理解できたり、共感できるかどうかで、評価はがらっと変わってしまう映画のようにも思えます。

最後の結末は大好きなのですが、映画全体を通して見ると、わりと淡々と物語が進んでいるという側面も感じました。

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童話ビジュアル

ビジュアルでは、童話パートの絵が好きです。最初は違和感があったのですが、慣れてきたら、童話の中のリズがとても可愛く思えてきました。童話パートと通常パートで絵のタッチが違うのは、視聴者を迷わせないためでしょうか?

・・・いずれにせよ、京都アニメーションの底力を感じました。

吹奏楽サウンド

吹奏楽部を舞台とした映画ですので、サウンドにもとてもこだわっています。

新宿ピカデリーにて「7.1 チャンネル」で観賞したのですが、四方八方から音楽が鳴ります。さすが吹奏楽部といったところです。オーケストラの音も、楽器の音も、よく鳴ります。

・・・なので、可能であれば音質にこだわっている映画館で観る事をおすすめします。

さいごに

劇的に感動するという映画ではないのですが、静かに感動する映画です。

みぞれの気持ちが理解できるかどうかで、映画の評価ががらっと変わりそうな映画ではありますが、童話パートの映像表現も相まって、独特の雰囲気の映画に仕上がっています。

京都アニメーションによる作画も見どころですので、ぜひ興味がある方は映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか?