手前味噌で恐縮ですが「このすみろぐ」も記事が増えてきました。100記事を超えた後もブログを書き続けて、半年で135記事になりましたよ!
さて、この度ですが、プログラムの掲載を記事内だけで行なうのも限界がありますので、Gitと連携させることにしました。 (注釈:連携といっても、サンプルコードをGitに掲載する程度なのですが)。
Gitのホスティングサービスにも色々ありますので、少し試してみようと思った次第です。
Gitのホスティングサービスに求める要件
私がGitのホスティングサービスに求める要件は、主に以下の2点です。
- プライベートレポジトリを持つことができる
- GitHub pagesのような、サイト開設機能を持っている
比較検討したサービス
私の観測範囲内では、おおよそ以下のサービスのどれかが使われている事が多いです。
- BitBucket
- GitLab
- GitHub
全部で3サービスですね。
1. BitBucket
BitBucketは、SourcetreeというGitクライアントでも知られている、Atlassian社によって開発されました。
古くからあるサービスでして、当時から無料でプライベートレポジトリを持てることで、一目置かれていたサービスです。
試してみた結果、pagesの機能がGitHubよりも微妙だったため、今回は採用を見送りました。しかしながら、無料でプライベートレポジトリを持ちたいのであれば、最善の選択肢です。
後述するGitLabよりも、使い勝手の面ではGitHubに似ている気がします。
2. GitLab
GitLabは、GitHubライクなOSSでも知られているGitのホスティングサービスです。
機能的にはGitHubに似ているのですが、むしろGitHubよりも高機能な気さえしてきます。もちろん、プライベートレポジトリに加えて、pagesの機能もあります。
正直なところ、要件的には全く問題なかったのですが、少し今回の需要にはオーバースペックな気がしたので、採用は見送りました。
GitLabはOSSとしてもリリースされています。セキュリティに厳しい会社であれば、社内サーバにGitLabを設置するのは良い選択だと思います。
3. GitHub
Gitブームの火付け役としても知られるのがGitHubです。
幾つかのGitホスティングサービスを検討した結果、結局私はGitHubにすることにしました。
機能的な面では他のGitホスティングサービスでも問題なかったのですが、GitHubの操作感に慣れてしまっている自分がここにいます(笑)。
但し、プライベートレポジトリを作成するためにはプランのアップグレードが必要です。料金は、一月あたり7ドルです。
ちなみに、真偽の程は定かではないのですが、GitHubに草を生やしておくと転職に有利らしいですよ。GitHub転職なる文化が、今も存在するのかは謎ですが。
さいごに
「結局、使い慣れたGitHubに落ち着いただけかよ!」という反応が飛んできそうですが、Gitのホスティングサービスにも色々な選択肢があることを伝えたかったのです。
GitHubは、プライベートレポジトリを作ろうとすると7ドルが必要です。GitHubの操作感にそこまで染まっていないのであれば、他のGitホスティングサービスは良い選択肢です。
GitにパスワードやAPIキーを入れてしまったせいで、情報が流出してしまったという話はよく聞く話です。Gitのホスティングサービスを検討する時は、必ずプライベートレポジトリを考慮に入れておくことをオススメいたします。
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・・・と言っても、本日開設したばかりなので、特に目ぼしいものは何もありません(滝汗)。
「おっ」と思わせるようなGitHubユーザーになりたければ、OSSへのコントリビュートが必要かもしれませんね。