映画館にて「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」を観賞してきました。
「凄い、激アツ、感動!」という、三浦大輔番長の「ヨ・ロ・シ・ク!!」ばりの感想が思い浮かぶのですが、とにかく熱かったです。本当に、歌って良いですね。
感想にはネタバレが含まれておりますので、これから観賞される方はご注意ください。
本編を未視聴でも楽しめる
私は普段テレビを見ないため「マクロスΔ」の本編は未視聴でしたが、それでも問題なく楽しめました。それどころか、もう一回映画館に足を運びたいくらいです。
予告編の動画を掲載いたしますので、まだ映画を観賞されてない方は、予告編を観た上で映画館にぜひ!
メッサーで涙する
メッサーは、始めのうちは「やたら無愛想で偉ぶってるなぁ」くらいに思っていたのですが、最後には彼に涙せずにはいられませんでした。
本作の良さがここにあって「命を削りながら戦うメッサーに対して、カナメが歌で力を与える」という、王道ではあるのですが、とにかくそこが良かったのです。
映画の後半で「犠牲者が出た時点で戦争は負け」という艦長の発言があったと思うのですが、私もそう思います。誰かの犠牲の上で成り立つ幸せは、本当の幸せなのだろうか?と、少し考えさせられました。
ハヤテとフレイア
月並みな意見ではありますが、ハヤテって真のイケメンですよね。「フレイアに雪をプレゼントする」なんて、普通の人じゃ絶対に思いつかないよ!
そして、いざという時には彼がフレイアを守ってくれます。ジーナスのことを考えると、少し複雑な気持ちにはなるのですが、その気持ちが吹き飛ぶくらい、ハヤテがカッコよすぎました。彼には幸せになってもらいたいです。
歌に対して真っ直ぐなフレイアももちろん良かったし、無事にワルキューレにメンバーになれて良かったですね!
バトルはやっぱり熱い
ロボットアニメなので、もちろんバトルがあります。どちらかと言うと、ロボットというよりは戦闘機になるのですが。バトルにスピード感があるので、盛り上がります。
「バトルに歌が加わるだけで、こんなにも心が熱く燃え上がるのか!」というのを、本作で学びました。映画館だから歌えないわけですが、必死に歌いたい気持ちをこらえておりましたよ(笑)。
ライブシーンは必見
ワルキューレのライブシーンがあるのですが、思わず心を奪われてしまいました。
本作はアイドルアニメではないのですが、すっかりワルキューレのファンになってしまいまして、帰りにCDショップでアルバムを購入して今に至ります(笑)。
本作のパンフレットに「新作ライブシーンはVRに向いている」というインタビュー発言があるのですが、確かにVRの立体映像でワルキューレのライブがあるのならば、ぜひ観てみたいですね。
「戦術音楽ユニット」という呼び方がカッコよすぎるのですが、このネーミングを考えついた方とお友達になりたい。
さいごに
本作は、王道のSFアニメーション映画として「熱い!感動!」な作品でした。連休の最終日ではありますが、映画館に足を運んで良かったです。今でも余韻に浸っております。
劇場公開が終了する前に、もう一回観に行こうかなぁ。色々なゲームをプレイした上で、久々にドラクエに戻ってきた時のような、王道感が最高なのです、はい。
制作陣の皆様、ありがとうございます。