先日の話ですが「技術書典4 はじめてのサークル参加meetup」に参加してきました。
会場は株式会社トップゲート様で、最寄り駅は本郷三丁目です。
ちなみに、私は本郷三丁目で降りるのは初めてです。余談ですが、鉄道好きなので初めて降りる駅では、何気にテンションが上がったりします(笑)。
技術書典とは?
技術書典とは、技術書に特化した同人誌の即売会です。今まで、技術系の同人誌はコミックマーケットで販売されることが多かったのですが、技術書に的を絞った即売会はありませんでした。
そこで、TechBoosterというAndroid開発者向けの同人誌を多く頒布しているサークルが立ち上げたのが、技術書典というわけです。
本筋とは関係ないですが、技術書典の当日は雨が降るというジンクスがあり、前回は台風でした(苦笑い)。今回こそは晴れるでしょうか?
https://techbookfest.org/techbookfest.org
初めて本を書く人も意外に多い
統計によると、技術書典の参加サークルは、約1/4程度が本を書くのは初めてだったそうです。周りが熟練の手練ばかりですと不安ですので、これは安心材料でした。
私も、本は書いたことがありません。実は、高校生の時に合作で同人誌を頒布したことはあるのですが、絵を1枚寄稿しただけです。技術書は、どうしても文字が多くなる傾向があります。しばらく、週末は文字を書き続ける日々が続きそうだなぁ。
申込みは済ませたのですが、今でも書き切れるのか不安でいっぱいです。まあ、まだ当落すら発表されていないので、頒布できるかも未定なのですが。
「落ちたら書かなくて済むなぁ」と思っている自分が、ここにいる(苦笑い)。
いやいや、弱気ではダメですね。何事も経験とやっていきです。
同人誌は50〜100部の印刷が多い
始めての同人誌では、どれくらいの同人誌を刷れば良いのか、よく分かりません。しかし、技術書典の参加者アンケート結果によると、50部〜100部であることが多いようです。
たくさん刷りすぎて自宅が在庫の山になったら悲しいわけですが、売れ残ったとしても次回のイベントで再販したり、名刺代わりに勉強会に持っていくなどなど、意外と活用法はあるみたいです。
本の値段と頒布数は比例しない
値段が低いほうが売れるのかと思いきや、意外とそうではないみたいです。
これは技術書の特性でもあるのですが、そもそも技術書は、商業誌であっても値段が高い部類の本ですよね?
つまり、あまり値段を気にしない人のほうが多いのだとか。反対に、値段が安いと中身がちゃんとしているのか不安になるというのは、目からウロコでした。
Re:VIEWで本を書いている
エンジニアであれば、マークダウンで書くことが多いのかなぁと何となく思っていたのですが、TechBoosterではRe:VIEWという形式で本を書いているとのことでした。
色々な形式に変換できるのがウリです。Re:VIEWからPDFなりEPUBに変換して、印刷会社に納品するのがスタンダードなやり方みたいです。
ちなみに、ネットサーフィンした限りでは、Node.js製のGitBookというツールを使用して、マークダウンで書くこともできそうです。
余裕があれば両方のやり方を試してみて、しっくりきたツールで書いていこうかと思います。
締め切りがとにかく大事
サザエさんに登場する伊佐坂先生じゃないですが、やっぱり本は締め切りがとにかく大事です。
「まだ大丈夫だっ!」と思っている内に、あっという間に日は過ぎていきます。
やはり、みなさん締め切りには手を焼いているようでして、あえて余裕を持った日を締め切りに設定するなど、色々と工夫しているみたいです。
ミートアップの後にボードゲーム
ミートアップの後は、少しボードゲームを遊んで帰りました。過去に話題になった、プロジェクトの進捗管理ボードゲームです。
「Not My Fault!」はルールがシンプルなのと、さくさくプレイできるゲームでした。
複雑なルールではないので、こういった懇親会の場ではオススメなゲームかと思います!
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ちなみに、トップゲート社の社内はボードゲームがたくさんあって驚きました。
私もボードゲーマーでして、カタンやアグリコラ、街コロなどなどのボードゲームをたまに遊ぶのですが、その比ではありません。知らないゲームがたくさんありまして、遊び尽くせないくらいの遊び場でしたよ!
さいごに
スライドが公開されておりますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
補足:ワンストップ!技術同人誌を書こうとバベルフレンズ
そう言えば、イベントの帰りに秋葉原のCOMIC ZINに立ち寄りまして「ワンストップ!技術同人誌を書こう」と「バベルフレンズ」という本を買いました。
「ワンストップ!技術同人誌を書こう」は、本を書く前やイベントに申し込む前の段階から、イベント当日、その後までを全て解説した正にフルスタックな本です。ページ数も多く、とても読み応えがあります。
「バベルフレンズ」は、技術同人誌の参考としての意味合いもありますが、純粋にReact.jsでバベルを使っているため、興味があり買いました。
「JavaScriptの最先端を支える魔法の塔を大冒険!」というキャッチコピーが、とても好きです。これくらいカッコいいキャッチフレーズが思いつくような人間になりたいなぁ。