私は小学生の頃に将棋指しでした。将棋の大会にも出場していたのですが、そこからしばらく将棋を指していませんでした。
最近になって将棋を再開したのですが、あまりに将棋が上手く指せないので、基礎から学習し直しています。それなりには指せるようになってきたので、どうやって学習したのかを共有していきます。
将棋のルールは知っていることが前提ですので、将棋の初心者向けの本を一冊読んでいると過程して進めていきます。
詰将棋を解く
将棋とは玉を詰ますゲームなので、まずは玉の詰まし方を覚えることが必要です。
玉を詰ます方法を覚えるには、詰将棋が最適です。最初は1手詰めから始めて、3手詰め、5手詰めと学習を進めてください。私はリハビリでしたので、1手詰めと3手詰めはスキップして、5手詰めだけやりました。
29連勝で有名な藤井聡太四段も、終盤力の強さで有名です。彼は29手詰めの詰将棋を解くことができ、詰将棋選手権を三連覇しています。過去記事を貼りますので、もし宜しければこちらもどうぞ!
話が少し逸れてしまいましたが、将棋ではいくら定跡を覚えても、玉を詰ますことが出来なければ、全く意味がありません。まずは玉を詰ますことによって、将棋の勝ち方を覚えましょう。
詰将棋の本では「浦野 真彦」八段のハンドブックシリーズが有名です。

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次の一手を解く
将棋には、大きく分けて、序盤、中盤、終盤(寄せ、詰み)があります。序盤や中盤でミスをせず、終盤で畳み掛け、最後に玉を詰ますのが将棋です。
特に中盤や終盤でミスをしてしまうと、挽回することは容易ではありません。次の一手では、毎回違う局面が現れます。局面ごとに、どのような手を指すべきか学ぶことができます。
次の一手では、主に中盤力や終盤力を高めることができます。将棋では、全く同じ局面が現れることはほとんどないのですが、最善手や善手とはどのような手であるかという、感覚を身につけることが重要です。

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将棋の原則と鉄則を知る
将棋にも、原則や鉄則があります。
- 戦いの起こる筋に飛車を振る
- 玉の守りを固める
- 攻めは飛車角銀桂
これには、羽生善治永世七冠の本が最適です。どのような戦いになっても通用するような、将棋における鉄則を学ぶことができます。
私は「上達するヒント」を何回も読み直して、感覚を叩き込みました。

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定跡を覚える
詰将棋で詰みを覚え、次の一手で中盤力と終盤力を高めたら、最後に序盤戦のために定跡を覚えます。
将棋は、序盤よりも中盤以降の戦いの方が重要なので、定跡を覚えるのは最後で構いません。それに、定跡は種類が多いのです。最初は、どれか一つの戦法に絞って定跡を覚えましょう。
棒銀や四間飛車が最初は人気です。四間飛車は、短手数で守りを固めることができるので、守りと攻めのメリハリが付けやすいです。棒銀は、将棋における攻めという感覚を身につけるのに最適です。
さいごに
私の将棋の覚え方は、料理ブログで有名なはらぺこグリズリー氏と、元奨励会員(将棋プロを目指す人が通う場所)のアユム氏の知識がベースになっております。
どちらもおすすめですので、ぜひ読んで(見て)みることをお勧めいたします!