先週末に観てきました!
「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」です。 先に申し上げておきますが、丁寧に描かれた感動の青春作品でした!
注釈:フォトセッションの最中に劇場で撮影したものです。写真の写りが悪くてすみません。カメラのセンスないですね(悲)。
「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」WEB予告
もし、まだ映画を観ていない方は、ぜひ以下の予告編を観てください。そして、ブラウザを閉じて今すぐ映画館にGOです!
・・・というわけで、ここから先はネタバレありの所感になります。
丁寧な再構成による緻密な描写
はじめに申し上げておきますと、今回の作品はストーリーが素晴らしいかというと、そこまで凄いわけではありません。
話を要約してしまえば「母親が受験に専念しろというから部活をやめます」となります。これだけだと、よくあるストーリーのように感じることでしょう。
・・・でも、当然ですが、それだけではありません。私が凄いと思ったのは、青春時代を送るリアルな高校生の葛藤を、丁寧に描写していることです。
単なるあらすじや要約では、表現することはできません。今回の映画は2期の総集編の位置づけですが、それを丁寧に再構成したことで、ものの見事な青春作品に仕上がっているなと感じました。
手に汗握る演奏シーン
「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」では、要所要所に演奏シーンが登場します。
映画館の大画面スクリーンで鮮やかに描画されることによって、臨場感が凄いです。聴き入ってしまいました!
それに、かなり手に汗握ります。「練習の成果を発揮して欲しい!頑張れ!」と、まるで観客席にいる父親になったような気分です。
こんな青春を送りたかった
青春作品を見るとよく感じることなんですが、私も精一杯の青春を過ごしたかったです!
黄前久美子も田中あすかも、全力で自分と向き合い、全力で音楽と向き合い、しっかりと答えを出しました。
全力を出すという感覚は、忘れがちです。忘れかけた青春を取り戻す、そんな素敵な作品に仕上がっているなというのが正直な感想です。
さいごに
「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」は、丁寧に描かれた素敵な青春作品でした。
今まさに青春を送っている学生の方から、青春を忘れかけている私のような大人の方まで、万人にオススメできる作品です。ぜひともスクリーンでご鑑賞ください。