MicroSoft To-Doによるプライベートのタスク管理

こんにちは。私のプライベートのタスク管理は、Trello、Todoistと試してきたのですが、「MicroSoft To-Do」についても試してみました。

プライベートをTrelloでタスク管理する - このすみろぐ

Todoistによるプライベート(個人)のタスク管理を始めてみた - このすみろぐ

利用イメージは以下のような感じでして、タスクが完了したらチェックを付けるという、いわゆるスタンダードなTo-Do管理になっています。

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それでは、個々の機能について詳しく書いていきます。

MicroSoft To-Doとは?

「MicroSoft To-Do」は、Wunderlistというタスク管理ツールが元になっています。それをMicroSoftが買収したことで「MicroSoft To-Do」として生まれ変わりました。

Wunderlistのここがすごい!山ほどあるタスク管理アプリの中からWunderlistをオススメしたい6つの理由 – OTTAN.XYZ

Wunderlistにかわるマイクロソフト「To Do」が提供開始 | Lifehacking.jp

位置付けとしては、MicroSoftオフィスシリーズの中の一つであると言っても過言ではありません(注釈:厳密に言うと違います)。

To Do リスト アプリ - Microsoft To-Do

利用料金は無料で、MicroSoftアカウントがあれば、すぐに利用を開始することができます。私は既にMciroSoftアカウントを持っていたので、アカウント登録が不要なのはとても楽でした。

MicroSoft To-Doの使用感

「MicroSoft To-Do」を使ってみた感想としては、とにかくシンプルで、動作がサクサクで、操作は直感的です。

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ここからは、細かい解説をしていきます。

リスト

左ナビに表示されているのは「リスト」です。リストは、タスク(To-Do)をカテゴリ分けするための機能です。

私の場合は「プライベート用のタスク一覧」「ブログ用のタスク一覧」「同人サークル用のタスク一覧」といった具合にリスト分けをしています。

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先にリストを作ってしまい、リストページでタスクを追加しても良いですし、各タスクはドラッグアンドドロップで、リスト間を移動させる事も可能です。

タスクの追加

タスクの追加は「+ To Do の追加」をクリックして、タスク名を入れてEnterを押すだけです。

細かく編集したい場合は、タスクをダブルクリックします。

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私の1日

「MicroSoft To-Do」は、溜まったタスクの中から、今日やるタスクを選んで私の1日に追加するというUIになっています。

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「私の1日」に追加すると、今日の予定リストにタスクが追加されます。

通知

通知によって「To Do」をやり忘れないようにリマインダを送信する事ができます。アプリ版を利用していれば、プッシュ通知として届きます。

ブラウザ通知でも使えますが、アプリ版での利用がメインとなるでしょう。

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期限と繰り返し

タスクには、期限と繰り返しを設定することができます。

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繰り返しを設定した場合は、タスクを完了すると、例えば「毎日」であれば「翌日」のタスクが自動的に作成されます。

メモ

メモは、いわゆるタスクの概要を入れます。Trelloなどと違い、コメントを何件も残すといったことは出来ません。あくまで、タスクの備考欄という位置付けになります。

ステップ

タスクには、ステップを追加することができます。いわゆるチェックリストのようなものです。

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例えば、引っ越しというタスクであれば「引越し業者に見積もりを依頼する」「引越し業者を選定する」「荷造りをする」・・・といったステップが必要になります。技術書を読むようなタスクであれば、章ごとにステップを設けるのも良いかもしれません。

さいごに

機能としては、そこまで凄い機能があるというわけではなく、単純な機能面で見ると、TrelloやTodoistの方が優れています。

ただ、Web版とアプリ版は備わっていて、操作はとても直感的であり、動作もサクサクです。高度なタスク管理をしようと思わないのであれば、とても快適なツールです。

MicroSoftアカウントをお持ちでしたら、アカウント登録も不要です。ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

Welcome to Microsoft To-Do

補足:明日の風は明日吹く

やりたいタスクを積んでいって、その中から今日やるタスクをピックアップして消化していくUIが、意外に気に入りました。「明日の風は明日吹く」スタイルで、明日のことは「今日の夜」か「明日の朝」に考えれば良いんです。

プライベートでは綿密なタスク管理はしたくないので、私にはこれくらいが丁度良いと感じました。

Todoistによるプライベート(個人)のタスク管理を始めてみた

こんにちは。私は今まで、タスク管理はTrelloを使ってきました。

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Trelloには満足しているのですが、ただ、最近一つ思うことがありまして、Trelloはタスク管理で言うとトヨタのカンバン方式なのです。

プライベートの細かいレベルのタスクを管理するとなりますと、全体を見通すよりも、今日何するといった情報が重要になります。そこで、より普通のタスク管理に近いTodoistも使ってみようと思ってみた次第です。

「エッジのたたないポッドキャスト」や「Rebuild.fm」のポッドキャストでも、Todoistの話題がありましたしね。

noedge.matchy.net

rebuild.fm

試しに使い始めているので、所感を書いていきます。

次の7日間という機能が非常に便利

Todoistは、日付で区切ることを重視したタスク管理ツールです。「今日は何をする、明日は何をする」を整理することに特化しています。

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特に「次の7日間」機能の使い勝手が非常に良いため、週ベースでのやること整理が非常にやりやすいです。

当然ですが、直近7日間だけではなく、翌月や翌々月のタスクを登録することもできます。無料版では使えないのですが、リマインダー機能を活用すれば、タスクを忘れないようにすることも可能です。

日付以外のタスク整理

Todoistでは、主に以下の分類でタスクを整理することができます。

プロジェクト

私の場合は、ブログ活動のためのプロジェクト、同人活動のためのプロジェクト、技術活動(技術力の強化等)のためのプロジェクト、といった具合に分けています。

他にも、趣味プロジェクトであったりとか、●●資格の取得プロジェクトなど、もちろん自由に追加することが可能です。

ラベル

プレミアム版の機能のため使えていないのですが、@メール、@保留、@15分のように、タスクに補足情報を追加するために使用するみたいです。

@(アットマーク)を付けるだけで補足情報を追加することが出来るので、お手軽ですね。Twitterのハッシュタグのような使い勝手と似ているかもしれません。

参考:https://support.todoist.com/hc/ja/articles/205195042

優先度

タスクに優先度を付けることができます。優先度は4段階でして、1〜4までを付けることができます。

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繰り返しタスクの登録が楽である

Todoistを使うと、毎日やる必要がある定型タスクを、簡単にタスク化することができます。予定に「毎日、毎週、毎月」と入れるだけです。お手軽ですね。

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繰り返しタスクは、今日のタスクを完了した時点で、(毎日の場合は)明日のタスクが自動的に作成されます。

使い勝手がとても良いため、これはTodoistで一番の機能だと思います。

カルマというモチベーションを高めるポイント機能

タスクを完了すると、カルマが上がります。カルマは、生産性を表すポイントのようなものです。

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私はそこまでではないのですが、人によってはカルマが積み上がっていくのが楽しくて、それがモチベーションを向上させます。

さいごに

Todoistを使ってみた印象としては、とても素直でシンプルなタスク管理であると感じました。Trelloは全体を俯瞰して見通すことに向いている一方で、Todoistはタスクを管理することに特化しています。

もし抱えているタスク数が少ないのであれば、Googleカレンダーにスケジュールを入れるだけでも十分かもしれませんが、タスク整理や繰り返しタスクの管理がやりやすいので、Todoistはおすすめです。

ラベルが使えなかったりと、プレミアム限定の機能も多いのですが、無料版でも十分管理はできそうです。しばらくの間は、Todoistでタスク管理をしてみようと思います。

なめこ栽培キット ザ・ワールドを活用したポモドーロ・テクニックの実践

「なめこ栽培キット ザ・ワールド」がリリースされたことを先日の記事で書きました。

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仕事の休憩時間や、通勤時間を使ってなめこを収穫しているのですが、あることに気づきました。それは「なめこ栽培キットは、ポモドーロ・テクニックと相性が良い」という事実です。

よく分からない方も多いと思いますので、詳しく解説していきます。

ポモドーロ・テクニック

ポモドーロ・テクニックとは、高い生産性を発揮するために、25分毎に時間を区切って仕事をする時間管理術です。

  1. 達成しようとするタスクを選ぶ
  2. キッチンタイマーで25分を設定する
  3. タイマーが鳴るまでタスクに集中する
  4. 少し休憩する(5分程度でOK)
  5. ステップ2~4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する

ポモドーロ・テクニックにおいて重要な事は、作業時間を細かく区切り、適度に休憩を挟んでいる点にあります。25分程度であれば、脳の集中力を維持することも可能でしょう。つまり、1ポモドーロの25分間は、高い生産性を発揮する事ができるのです。

また、適度に休憩時間を設ける事によって、脳の疲れを癒やします。次の1ポモドーロ(25分間)で、再び高い集中力を発揮するためです。

参考

www.lifehacker.jp

なめこ栽培キットとポモドーロ・テクニック

ここまで記事をお読みいただいた方は、何となく推測が出来ているのではないかと思います。簡単に言ってしまえば、ポモドーロとポモドーロの間の休憩時間に、なめこを収穫するのです。

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なめこ栽培キット ザ・ワールドにセットするフードは、15分か1時間がおすすめです。レアなめこの発生率も高いですし、25分程度であれば、フードが切れても意外となめこは枯れずに持ちます。

私はこれを「なめドーロ・テクニック」と勝手に呼んでいますが、これには副次的効果として、休憩効果を高める作用があります。それは、なめこに癒やされることによって、休憩時間のリラックス効果が高まるというものです。

さらに、25分後にはどんななめこが生えているだろうというワクワクが、プチご褒美として仕事のやる気を加速します。

さいごに

なめこ栽培キットとポモドーロ・テクニックを組み合わせる事についてまとめると、以下のようなメリットがあります。

  • レア発生率の高い時間の短いフードにより、レアなめこが収穫できる
  • なめこに癒やされる事によって、休憩時間のリラックス効果が高まる
  • 次は何のなめこが収穫できるだろうというワクワクが、ポモドーロ毎のご褒美として仕事のやる気を高める

これは騙されたと思って、皆様ぜひ、試してみると良いですよ。

ちなみに、なめこ栽培キットは他のソーシャルゲームと違って、ガチャを引く必要がありません。お金もかからず、とても経済的です。

認定スクラムマスター研修を受けて、認定スクラムマスターになりました

Scrum Alliance(スクラムアライアンス)の認定を受けて、認定スクラムマスターになりました。

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認定スクラムマスター研修は、参加費用もそれなりである代わりに、内容も非常に濃い研修でした。忘れてしまう前に、内容をまとめていきます。

研修の進め方

認定スクラムマスター研修の進め方は、団体や年度によって異なります。「一律的にこれだ!」という決まりが、決まっているわけではありません。

逆に言えば、研修の内容は毎年ブラッシュアップされていくわけです。

私の場合は、唯一の日本人の認定スクラムトレーナー(CST)である江端一将氏が講師を勤め、課題を解いていく過程で知見を得ていく、実戦スタイルでの研修でした。

スクラムを知っている事は前提

研修といっても、スクラムについてゼロから学習していくわけではありません。予め、スクラムについて予習(もしくは実践)していることが前提となります。

そして、スクラムについての予習は絶対にしておいた方が良いです。

  • デイリースクラムとはどのような目的で開催されるのでしょうか?
  • スクラムでは「透明性」「検査」「適応」が3つの重要な柱になります。あなたは知っていましたか?

講義スタイルで進めるわけではなく、実戦スタイルでの研修になります。既に得ているスクラム知識を、補足したり実践するような場所であることを心掛けましょう。

研修は大変、でも実践はもっと大変

研修の間は、ずっと頭をフル回転し続けるような3日間になります。初日は疲れ果ててしまって、研修が終わった後はずっとお酒を飲んでました(笑)。

つらい側面もありますし、大変な研修でもありますが、合理性や論理性をとにかく追求し、チームを正しい方向に導いてくための3日間でした。

研修は「研修よりも、実務はもっと大変です」という一言で締めくくられます。

私も、それはその通りだと感じました。実務では、不足の事態がもっとたくさん発生します。スクラムマスターは、スクラムの奴隷であってもならず、臨機応変に対応できる必要があります。

研修を経て、自分が不得意とする点も見えてきたので、そこは復習しつつ頑張っていきたいと思います。

アジャイルサムライとカイゼンジャーニーで予習する

私は、過去に「アジャイルサムライ」や「スクラム実践入門」を読んでいたのですが、それぞれ研修でも役に立ったように感じます。

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今であれば、カイゼンジャーニーを組み合わせてスクラムを学習されるのも良いかもしれません。

  • アジャイルサムライで、アジャイルについて知る(知識編)
  • カイゼンジャーニーで、スクラムの実践的なプラクティスについて知る(実践編)
  • スクラム実践入門で、他社のスクラム事例について知ってみる(事例編)

カイゼンジャーニーは読み物としての側面もあって、純粋に読んでいて面白いです。数時間あれば読めますので、一読されることをオススメしますよ!

(注釈:カイゼンジャーニーはエンジニアの間で話題の書で、私も読みました)

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

さいごに

研修で得た教訓や課題を整理して、実際のスクラム開発を円滑に進めるよう、頑張っていきたいです。カイゼンジャーニーじゃないですが、最初から円満にスクラムがまわるプロジェクトの方が少ないであろうことは、想像に難くありません。

ベースとなる知識があって、それを臨機応変に組み合わせて行けるスクラムマスター(スクラムチーム)は、やっぱり強いです。

・・・でも、「知識」「行動」「マインドセット」が伴ってこそスクラムマスターなのですが、私の場合は行動とマインドセットが鍵でした。

「より良いプロダクトや、スクラムチーム(チームメンバー)のために、スクラムマスターとして頑張ろう!」

そう強く思えるマインドセットこそ、スクラム開発の第一歩なのかもしれませんね。

おまけ:オンライン試験と合否について

認定スクラムマスターの合否は、研修が終わってから、後日メールアドレスに合格者のみ通知されるようです。合格者にはオンライン試験の案内があり、私はオンライン試験を受けました。

  • 制限時間はなく、じっくりと腰を据えて受験することができます。
  • オンライン試験のため、受験場所に決まりはありません。

オンライン試験では「スクラムについての知識」に加えて「こういう局面において、スクラムマスターのあなたはどう行動しますか?」といった実践的な問題も出題されます。

じっくり考えていけば、答えにたどり着ける問題ではあったので、集中できる場所で落ち着いて受験されることをオススメ致します。合格すると、無事に認定証が発行されます。

Togglによる時間計測で、時間の使い方を可視化しよう!

Togglを使い始めました。Togglは一言で申し上げると時間計測ツールで、日々の時間の使い方をトラッキングして、時間の使い方を可視化することができます。

Toggl - Free Time Tracking Software

使い方については先人の知恵を借りるとして、以下の記事を見ていただければと思います。ウェブ企画ラボ様のページで、図解で分かりやすく使い方が解説されております。

webkikaku.co.jp

ここでは、Togglを使ってみた感想や、時間計測のメリットについて語っていきます。

どのように計測されるのか?

使い方は非常に単純で、何時から何時まで何をやっていたのかを記入するだけです。私は手動で時間を入力して登録しましが、作業の開始前に開始ボタンを押して、作業が終わったら終了ボタンを押すことで計測することもできます。

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プロジェクトをたくさん作成することができるのですが、私は仕事ではなくプライベート用で使用するため、取り急ぎ以下の3つのプロジェクトを作成しました。

  • ブログ
  • 英語の学習
  • 数学の学習

ダッシュボード画面では、どのプロジェクトに時間を割いたのかが、円グラフが描画されます。そのため、プロジェクトは細かく切ることをおすすめします。

今はプロジェクトが3つしかありませんが、今後は読書、映画鑑賞、ゲーム開発といったプロジェクトも増やす予定です。

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時間計測することのメリット

時間計測することのメリットは、以下のようなことが挙げられます。

  • 時間計測ツールに監視される事によって、無駄な時間を過ごさず何かしようという気分になる
  • 好きなことばかりしているとグラフが偏るので、作業のバランス配分が取りやすい
  • 日々の作業の成果が可視化されるので、サボった日が一目瞭然になる

ちなみに、私がTogglによる時間計測を使い始めた理由は、せっかくの年末年始休暇だと言うのに、どうにも無駄な時間を使いすぎて、本来やりたい事が全然進んでいないからです。

日々、どれだけ勉強にブログにプログラミングに時間を費やしているのか、可視化してみよう、というのがきっかけでした。

ただのスケジュール管理であれば、Googleカレンダーで十分なのですが、時間の使い方の傾向を分析したかったので、あえて専用ツールを導入しています。それに、TogglはiOS版やAndroid版もあるので、出先でも使えるのが良いですね。

私の場合、当面の間はTrelloでタスクを整理して、Togglで日々の作業時間を可視化していく感じでやっていこうと思っております。

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Togglのデメリット

ここまで、時間計測のメリットやTogglの良いところを述べてきたわけですが、Toggleも完璧ではありません。

まず第一に、ツールとしては非常にシンプルなので、高機能ではありません。あくまで、時間を計測するためのツールであると割り切って使うのが良いでしょう。

第二に、ツールとして劇的な感動はありません。あくまで、自分で作業時間を入力するなり、再生ボタンと停止ボタンを押す必要があります。計測はそれなりに人力なので、計測したいというモチベーションは保ち続ける必要があります。

さいごに

時間が計測されるとなると、無駄な時間を過ごすとプレッシャーになるので、少し焦ります。

それが良い結果に繋がるか、それとも悪い結果に繋がるかは人次第の側面がありますが、時間の使い方が可視化されることによって、無駄な時間や作業の偏りを是正することができます。

「時は金なり」と言います。お金を家計簿なりで管理して、傾向を把握している方は多いのですが、時間の使い方を把握している人の話はあまり聞くことはありません。

余談ですが、意外と受験生に向いてるサービスかもしれません。数学、英語、国語・・・と、プロジェクトを切って時間計測を始めれば、勉強科目の偏りや総勉強時間を一目瞭然で可視化できます。

時間計測サービス、侮れがたし。

Macのアプリ(app)版のTrelloを使ってみた

こんにちは。私はプライベートをTrelloでタスク管理しています。

www.konosumi.net

ずっとグーグルクロームでWebを開いて使っていたのですが、Macのアプリ版があるのかなと、ふと気になりまして、検索したらあったので使ってみました。

https://itunes.apple.com/jp/app/trello/id1278508951

紆余曲折を経た結果、Web版のTrelloに戻るという決断をしたのですが、使ってみた感想を綴っていきます。

使い勝手はWeb版と同じである

Macのアプリ(app)版のTrelloは、Web版とほぼ同じです。似ているというレベルを通り超えて、ほぼそっくりであるといっても過言ではないでしょう。

私の予想ですが、ライセンスを見るにElectronというWebの技術を使ってデスクトップアプリを構築する技術が使われているので、プログラムはWeb版とデスクトップアプリ版で全く同じであると予想しています。

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以下はタスクの編集画面です。全く同じですね。デスクトップアプリ用の学習コストは不要です。全く同じ使い方なので、すぐに使い始めることができます。

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以下はライセンスの画面です。JS系のライブラリがたくさん使われています。つまり、Web版と同じ技術スタックが用いられています。

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クローム拡張が使えない

唯一残念な点がありまして、クローム拡張が使えません。

community.atlassian.com

特に何もカスタマイズをせずTrelloを使っている方には関係ないのですが、私はTrelloを以下の記事を参考にして拡張しながら使っていました。しかし、それらの拡張を有効にすることはできないのです。

qiita.com

さいごに

残念ながらクローム拡張が使えないので、私はWeb版のTrelloに戻ることにしました。

ただ、常にブラウザを開いておく必要がないのは大きなメリットのため、今後に期待しております。何せ、私はブラウザを常に開いておくとネットサーフィンでサボってしまうという、たちの悪い性格なのです(苦笑)。

特にTrelloをカスタマイズしていない方であれば、問題なくアプリ版のTrelloは使えるので、おすすめですよ!

生産性を下げないことが重要 - 夢とコーヒーと私(omoiyari.fm ep27)

omoiyari.fmの最新回(ep27)を聴きました。

lean-agile.fm

配信自体は久しぶりなのですが、実は「engineer meeting podcast」も聴いているので、あまり久しぶりな感覚はなかったりします。

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主に生産性について話している回です。感想を綴っていきます。

生産性の記事を読んでいる間は生産的じゃない

私はタスク管理に興味があって、生産性やプロダクティビティの話は好きなほうです。プライベートもタスク管理をしていて、その件は過去にブログで書いています。

www.konosumi.net

生産性の話はかなり面白かったです。「生産性の記事を読んでいる間は生産的じゃない」は、まさに名言だと思います。

なぜ名言だと思ったかと申しますと、生産性やプロダクティビティの上げ方は人によって様々なので、あまり参考にならないことが多いのです。

blog.tinect.jp

私の意見としては、生産性を上げる方法よりも、生産性を下げない方法のほうが議論する価値があると思ってます。

ただ生産性をあげたいのであれば、一心不乱に頑張れば良いのです。しかしながら、世の中には様々な進捗の阻害要因があります。「長時間の会議によって進捗が進まない」は有名な話ですが、細かい例だってたくさんあります。

例えば、私は以前に英語学習をパソコンで聴きながらやっていたのですが、それは辞めて、iPodで勉強することにしました。パソコンだと、休憩と称してネットサーフィンばかりやってしまうからです。インターネットに繋げていないiPodであれば、英語を聴く以外にできることはありません。

私の意見としては「生産性は低いと思ったら対策を考えるくらいが丁度良いのかなぁ」と、感じております。

余談ですが、生産性の記事を読んでいる間は生産的じゃないという話は「勉強会に行く時間があったら勉強しろ」という側面に似ていますね(苦笑)。

「うーん、勉強会に出るヒマがあるなら勉強しろって思います」
引用:https://codeiq.jp/magazine/2016/06/42239/

勉強会という言い方にも問題がある気がしていて、勉強会は勉強しに行くのではなく、新しい技術のトレンドを知ったり、交流を目的とする人もいると思います。どのような目的を持って参加するのかにもよりますので、一概には言えないですけどね。

コーヒーの話

私の場合、通勤時間は缶コーヒーを飲みながらポッドキャストを聴くのがほぼ日課です。

スーパーで安い缶コーヒーを買い込もうといつも決意するのに、つい駅の自販機で買ってしまいます。ぐぬぬ、節約しなければ。

会社でもバリスタで入れたブレンドコーヒーを、ほぼ毎日飲んでいます。現状、コーヒーなしの生活が考えられないくらいには、コーヒーにハマっている気がします。

コーヒーを飲んでいる時の、一息つく感じのリラックス感が好きなんですよね。

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夢の話

私も、夢が明確な人には憧れます。改めて「夢は何だろう?」と自問自答してみると、なかなかに迷いますね。

このブログがもっと流行って欲しいとか、早く中間管理職というポジションから脱出したいとか、細かい目標はたくさんありますが、夢と言えるほど壮大ではないです(滝汗)。

子供の頃は電車の運転士になるのが夢だったのですが、完全に夢の彼方に消えて、今は普通にITエンジニアをやっています。

「夢を忘れた大人たち」で、歌詞が書けそうな気がしてきましたよ(苦笑)。

さいごに

新しい機材ですが、音質もクリアで良さげでした。積みゲストにも期待しております!

全く関係ないのですが、私も数年愛用していたイヤホンが断線しまして、つい先日から新しいイヤホンで聴いております。

ただ、ポッドキャストの視聴がメインですと音質にこだわる意味もあまりないため、普通のイヤホンですけどね。

プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーの違い(engineer meeting podcast vol103)

みなさんは、プロダクトマネージャーという職種をご存じでしょうか?

最近では、プロダクトマネージャーカンファレンスといったイベントも開催されており、プロダクトマネージャーの知名度も向上してきました。

2017.pmconf.jp

一方で、IT業界では昔からプロジェクトマネージャーという職種があります。プロジェクトマネージャーは、情報処理技術者試験にも存在し歴史のある職種です。

www.jitec.ipa.go.jp

実は私も、過去にプロジェクトマネージャ試験を受けたことがあります。

さて、このプロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーなのですが、響きが似ているため大変ややこしいのです。何せ、両方とも略すと「プロマネ」ないし「PM」になります。

私も混乱しているので、ここで整理していきます。

違いをざっと整理する

非常にざっくり整理すると、以下のような特性があります。

プロダクトマネージャー プロジェクトマネージャー
自社開発向け 受託開発向け
プロダクトに責任を持つ プロジェクトに責任を持つ
プロダクトを成功させる プロジェクトを成功させる

これだけだと誤解を生むかもしれませんので、それぞれ解説していきます。

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プロジェクトに責任を持つプロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、QCDを守ってプロジェクトを成功させることが目的になります。具体的には、以下の指標が重要です。

  • Quality(品質)
  • Cost(費用)
  • Delivery(納期)

つまり、開発費用を予算内に納め、期日までに開発し、品質の良いプロダクトをリリースすることが目標になります。

仕様が確定しているような受託開発では、プロジェクトマネージャーが活躍します。何故かと言うと、受託開発には以下の特性があるからです。

  • 受託開発では貰えるお金が決まっているため、費用を超過すれば赤字になってしまいます。
  • 納期や品質を守らないと、会社としての信用を失うどころか、最悪訴訟問題に発展する可能性もあります。

プロダクトに責任を持つプロジェクトマネージャー

プロダクトマネージャーは、プロダクトを管理します。具体的には、プロダクトをより良いモノに改善し、売れるプロダクトを目指すことが目的になります。

ビジネススキルは当然必要ですが、商品を売るためのマーケティングスキル、より良いユーザー体験を提供するためのUI/UXスキル、デジタルサービスであれば、基本的なテクノロジー知識も必要になってきます。

もちろん、プロジェクト内にマーケティング担当者や、UI/UXデザイナー、エンジニアがいることも多いのですが、彼らと会話しながらプロダクトを成功させるためには、幅広い知識が必要になってきます。

しかし、現実問題そんなに幅広い知識を持ったスーパースターみたいな人は、世の中にそうそう居ないと思います。結局のところ、うまくチームをマネージメントしながら、トータルで力を発揮してプロダクトを成功に導くことが使命になります。

マネージメントスキルは、当然ですがプロジェクトマネージャーでも必要です。だからこそ、どちらも○○マネージャーという職種なのです。

スタートアップや自社プロダクトの開発では、プロダクトマネージャーの手腕が試されます。プロダクトが生命線であり、最も重要であるからです。

さいごに

ざっくりとまとめてみましたが、私はプロダクトマネージャーとはミニCEOであると思っています。

会社の利益をあげることがCEOの役割ならば、プロダクトで利益をあげることがプロダクトマネージャーの役割です。そのためには、プロダクトを実際に使っているユーザーの声を聞いたり、UXを改善して顧客満足度をあげたりと、色々なことにチャンレジする必要があります。

正直に申し上げますと、プロダクトマネージャーというのはかなり凄い職種です。

「プロマネはいてもプロダクトマネージャーがいない新規事業の問題点」という記事がありますが、それはある種必然です。プロダクトマネージャーは要求レベルが高いので、簡単になれるものではありません。

diamond.jp

結局のところ、プロダクトマネージャーは多少未熟であっても、会社が育てていくしかないと思ってます。

ようやく日本でも定着してきた職種です。私も経験を積んで、プロダクトマネージャーになりたいですなぁ。

補足:engineer meeting podcast

本記事を書こうと思った理由は、エンジニアミーティングポッドキャストの「vol.103 プロダクトマネージャー・カンファレンス」を聞いたからです。

音声で聞いただけだと忘れそうなので、備忘録という意味も含めてまとめてみました。本記事は、私なりの見解も多分に含んでおりますので、ぜひオリジナルも聞いてみてください。おすすめです。

engineer-meeting.tumblr.com

soundcloud.com

スクラム実践入門で始めるスクラム開発【感想・レビュー】

スクラム実践入門という、技術評論社からリリースされている本を読みました。

スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus)

スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus)

  • 作者: 貝瀬岳志,原田勝信,和島史典,栗林健太郎,柴田博志,家永英治
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2015/03/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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スクラム開発という言葉は、IT業界以外ではあまり馴染みがないかもしれませんが、数ある開発手法の中の一つです。

アジャイル開発の中ではもっともメジャーであり、約7割がスクラムを採用しているというデータもあるようです。

約7割がスクラム採用ということになっちゃっています。
引用:アジャイルの採用状況レポート2016の要約

本書は、ソフトウェア開発にフォーカスし、アジャイルの中のスクラムという開発手法について解説した本です。

ソフトウェア開発は困難である

本書がまず述べていることは、ソフトウェア開発は難しいということです。

ソフトウェアは、多くの機能やアルゴリズムによって構成されることが多く、複雑な仕様や設計になりやすいものです。認識違いや仕様変更などによって、手戻り作業を経験された方も多いのではないでしょうか?

また、ソフトウェアはリリースしたら終わりではなく、常に変化していきます。

このように、ソフトウェア開発は変化への対応を常に求められます。そこで登場するのが、スクラム開発という手法なのです。

スクラム開発とは?

従来のソフトウェア開発では、ウォーターフォール型という「仕様策定 => 設計 => 実装 => テスト」を、一本線で行なうスタイルのプロダクト開発が普通でした。

ウォーターフォール型とは、システムの開発を「基本計画」「外部設計」「内部設計」「プログラム設計」「プログラミング」「テスト」という工程に分けて順に段階を経て行う方法です。前の工程には戻らない前提であることから、下流から上流へは戻らない水の流れにたとえてウォータフォールと呼ばれています。
引用:ウォーターフォール型

しかし、このウォーターフォール型は、後戻りをせず一気通貫で行なう必要があります。変化にとても弱い開発スタイルなのです。

そこで登場するのが、スクラムという開発手法です。スクラムは、細かいスパンで設計からリリースまでを繰り返すことで、少しずつ動作するソフトウェアを育てていく手法です。

リリースという区切りが頻繁に発生するため、途中での横槍に強い(変化に強い)という特徴があります。

スクラムチームとは?

プロダクトの開発は、スクラムチームが一丸となって行ないます。なお、スクラムチームには、大きく分けて3つのロール(役割)があります。

プロダクトオーナー

スクラムチームが作ろうとしているプロダクトの最終責任者です。

開発チーム

プロダクトオーナーが要求する順番に従って、実際に開発していくチームです。

スクラムマスター

プロダクトオーナーと開発チームによるスクラムの実行を支援し、スクラムの円滑な遂行を支援するスクラムの推進者です。

なお、上記のロールはざっとした概要の説明になります。詳しい解説は本書をご確認下さい。

スクラムイベント

スクラムは、実際の開発作業とミーティングやコミュニケーションを中心に進んで行きます。

スプリント

スクラムでの開発単位です。1〜4週間のいずれかになることが多いです。スプリントの期間は、チームの趣向や特性によって決定します。

スプリントゼロ

開発環境の整備や、ビジネスモデルの検討など、最初に1回だけ行なう特別な事前準備スプリントです。

スプリントプランニング

スプリントで何をやるかという、計画を立てるミーティングのことです。

デイリースクラム

1日1回15分のタイムボックスで、進捗や予定の共有、問題の共有を行なうミーティングです。一般的には、朝に開催されることが多いです。

スプリントレビュー

スプリントが完了したら、スプリントの成果を確認します。成果物のことをインクリメントと呼びますが、要は動作するプログラムのことです。

実際にプログラムを動かして行ないます。

スプリントレトロスペクティブ

振り返りミーティングのことです。スプリント内で発生した良かった事、悪かった事、改善点などを振り返ります。

スプリント毎に振り返りを行なうことで、チームはどんどん良いチームへと進化していくことが理想です。

なお、上記のイベント概要はざっとした概要の説明になります。詳しい解説は本書をご確認下さい。

スクラムの成果物

スクラムには、3つの成果物があります。プロダクトバックログ、スプリントバックログ、インクリメント(成果物)です。

プロダクトバックログには「○○サイトにログインすることができる」といった、要求事項が書かれています。スプリント毎に優先度の高いプロダクトバックログを取り出し、スプリントバックログとして実際に開発できるレベルのタスクに落とし込んでいき、実装を開始します。

スプリントが終わると、インクリメント(成果物)が出来上がります。Webシステム開発の場合であれば、動作するプログラムが出来上がりますので、実際に動作させて確認します。

スクラムを支えるプラクティス

スクラム開発には、様々なツールやプラクティスがあります。

  • インセプションデッキ
  • リーンキャンバス
  • ユーザーストーリー
  • プランニングポーカー
  • バーンダウンチャート
  • KPT
  • 技術的負債

・・・といったものです。

スクラムには「理解は容易だが習得は困難」という特性があります。スクラムを遂行していると、必ずつまづくことがあります。そんなに時に役立つのが、本書で紹介されているプラクティスなのです。

理解は容易だが習得は困難である

スクラム開発そのものは、理解することは難しくありません。本書も、実際の活用事例の紹介も含めて200ページ前後であり、分厚い本ではありません。

スクラムでは「デイリースクラム」や「スプリントレビュー」「スプリントレトロスペクティブ」といった多くのミーティングを開催するため、コミュニケーションが非常に重要になります。

しかし、コミュニケーションにはトラブルがつきものです。プロダクトオーナーが高圧的であったり、ミーティングの場の空気が重いといったトラブルも想定できるでしょう。

また、スプリントの遂行中に、上司から別件のタスクをお願いされてしまった時はどうすれば良いでしょうか?もちろん、タスクを安易に引き受けてしまっては、目先のスプリントの完了に支障をきたすことになります。

本書には、完全網羅ではないものの、多くのスクラムの活用事例やトラブルシューティングが掲載されています。

読んでみて良書だと感じましたので、スクラム開発を知らない方も、ぜひお手にとってみてはいががでしょうか?

スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus)

スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus)

  • 作者: 貝瀬岳志,原田勝信,和島史典,栗林健太郎,柴田博志,家永英治
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2015/03/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (4件) を見る

アジャイルとウォーターフォールの違いと使い分け

こんにちは。私は、以前にアジャイル開発を知って以来、アジャイルで開発を続けています。

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私がアジャイルにハマることになるきっかけを作ったのは、アジャイルサムライという名著でした。

www.konosumi.net

ただ、実際にアジャイル開発をやってみた結果、メリットやデメリットが色々と見えてきました。今回は、ウォーターフォール型の開発と比較しながら、考察していきます。

アジャイル宣言

アジャイル開発には、有名なアジャイル宣言があります。まずはご確認ください。

プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、
http://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html

それでは、アジャイル宣言に沿いながら、実際に比較検討をしていきます。

プロジェクトメンバー数による違い - プロセスやツールよりも個人と対話を

アジャイル開発は、ドキュメントよりも動くソフトウェアを重視する傾向があります。

つまり、実際には納品をしない仕様書を作り込むくらいだったら、コミュニケーションで仕様を伝達し、ダイレクトに動くソフトウェアを開発していったほうが早いのです。

ところが、プロジェクトメンバーが増えれば増えるほど、コミュニケーションのコストは増大していきます。会議室にメンバーが一堂に会するだけでも、全員の15分が奪われてしまうのです。

コミュニケーションに対するコストが馬鹿にできないプロジェクトの場合、アジャイル開発は不向きになり、ドキュメントによる情報共有の効率のほうが勝ります。

アジャイル型の開発は少人数、ウォーターフォール型の開発は大人数のプロジェクトに適しているというのが、私の印象です。

ミニマムドキュメントという選択 - 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを

ウォーターフォールのドキュメントと聞いた時に、エクセルの仕様書や設計書を思い浮かべる人はいませんでしょうか?

ウォーターフォールが嫌われやすい理由のひとつに、重厚長大で分厚い本のようなイメージの仕様書があります。ただ、これは仕様書を過剰に作り込んでしまうから発生してしまうことなのです。

現在は、モックアップやプロトタイピングを利用した画面設計が流行っています。

techlife.cookpad.com

最小限のドキュメントで情報共有を図ることが最近の潮流であり「プロセスやツールよりも個人と対話を」とは限らないのです。

これは、アジャイル型開発にも適用できます。アジャイル型開発のコミュニケーションコストの高さを、最小限のドキュメントで補うのです。つまり、アジャイルが定義している問題は包括的なドキュメントにあるので、それさえ解消してしまえば良いのです。

最小限のドキュメントによる効率的な情報共有を、私は強くおすすめいたします。

なお、クックパッド様の開発手法は非常に参考になりますので、ぜひご参照ください。

techlife.cookpad.com

アジャイルな顧客 - 契約交渉よりも顧客との協調を

顧客との協調を強くするためには、アジャイルな顧客が必要になります。アジャイルな顧客とは、平たく言ってしまえば協力的な顧客のことです。

つまり、協力的な顧客を獲得できるのであればアジャイル開発は優位性を持ち、そうでない場合はアジャイル開発の強みは減少してしまいます。

アジャイルは動くソフトウェアを重視しているので、実際に顧客にソフトウェアを触ってもらう必要があるのです。

・・・では、ウォーターフォール型開発の場合は協力的な顧客は必要ないのかと言うと、そうではありません。

ウォーターフォールが嫌われやすい理由のひとつとして、一枚岩の重厚長大なシステム開発によく用いられるので、後半の工程での手戻りが大きいといった理由があげられます。しかし、これは一枚岩だから発生するのです。

ウォーターフォールであったとしても、まずは最小限のプロダクトでリリースしましょうといった取り決めを締結できれば、リスクは抑えることができます。そこから、少しずつ機能拡張していけば良いのです。何も、一度のウォーターフォールですべてを解決する必要はありません。

結局のところ、アジャイルであろうがウォーターフォールであろうが、協力的な顧客は必要なのです。

変化量による違い - 計画に従うことよりも変化への対応を

アジャイルは変化への対応を柔軟にすることを重視します。言葉を言い換えてしまえば、アジャイルは変化が大きいプロダクトに向いているのです。

アジャイルは頻繁に機能を見直すようなスタートアップの自社プロダクトに、ウォーターフォールは変化量の少ない請負や受託開発のプロダクトに向いています。

なぜ、請負や受託開発に向いているかと申しますと、請負や受託開発では、計画の尊守をどうしても求められるケースが多いのです。そういった状況下において無理にアジャイルを回すくらいでしたら、素直にウォーターフォールで開発するという選択もありなのではないかと考えています。

視野を広く持ち、他の開発モデルも知ろう

開発モデルに関しては、以下の「tasuwo blog」様によくまとまっておりますので、ご確認ください。

tasuwo.github.io

ここで私が言いたいことは、一言に集約されます。

「アジャイルはウォーターフォールと比較されがちですが、開発手法はアジャイルとウォーターフォールだけではありません」

参考までに「tasuwo blog」様で言及されている開発手法を列挙してみます。

  • ウォーターフォールモデル
  • プロトタイピングモデル
  • スパイラルモデル
  • インクリメンタルモデル
  • イテレーションモデル

開発手法は、さまざまな開発モデルの中から、取捨選択された結果として検討されることが望ましいのです。

さいごに

私が本記事において言いたいことは、アジャイルサムライの教えと似ています。

今回は、アジャイル宣言に沿いながら比較検討をしてみました。しかし、最も大事なことは、自分の頭で考えることです。

アジャイルを実践してみた結果、コミュニケーションコストの増加に悩まされることもあれば、ウォーターフォールでプロジェクトを進めた結果、手戻りの影響に悩まされることもあります。

結局のことろ、自分のプロジェクトの性質にあったプロジェクト管理手法を選択する必要があります。どのプロジェクト管理手法が合うのかという、絶対的な最適解はありません。

だからこそ、我々は考える必要があるのです。