クラシックと車窓、風景と音楽を活用して「僕達急行 A列車で行こう」を実践してみた話

「僕達急行 A列車で行こう」という映画があります。過去に観た映画なのですが、この映画には松山ケンイチ演じる小町圭という、風景と鉄道が好きなキャラクターが登場します。

彼の趣味は、列車に乗りながら風景を楽しみつつ、音楽を聴きながら静かにビートを刻むことです。

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かなりレアな趣味だと思うのですが、ずっと映画の中の出来事だと思っていたのです。

しかし、ふとしたきっかけで試してみたくなりまして、実際にやってみました。

偶然の産物から、実行するに至る

昨日の出来事なのですが、大宮方面に行く用事がありまして、神奈川(川崎)から上野東京ラインに乗車しました。

しかし、乗車から程なくして、私は気づいてしまったのです。待ち合わせの時間を勘違いしていたことに。12時半に待ち合わせだと思っていたのですが、本来の待ち合わせは数時間も後でした。

12時半に間に合うような電車に乗ったため、このままですと目的地に着いても手持ち無沙汰になります。もちろん、カフェで時間を潰すなり、ゲームセンターに行くなり、色々な暇つぶし手段はありました。

しかし、その時ふと思いついたのです。

目的地で途中下車をせずに、このまま電車に乗り続けてみよう!

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上野東京ラインの宇都宮行き

私が乗車した電車は、上野東京ラインの宇都宮線(東北本線)直通、宇都宮行きでした。

上野東京ラインに乗車すると、神奈川県からダイレクトに栃木県まで行くことができます。私は祖父母に会いに行くため、大宮まで行くことは多かったのですが、大宮以北に行ったことは、久喜に一度釣りにいったくらいです。

・・・というわけで、本来降りる予定だった駅を超え、土呂、東大宮、蓮田と電車は進んでいきます。

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音楽を聴きながら電車に乗るということ

「僕達急行 A列車で行こう」の小町圭(松山ケンイチ)は、ノリの良い曲でリズムを刻みながら、電車に乗っています。しかし、普段ノリの良い曲をあまり聴かない自分にとっては、あまりしっくりきませんでした。

そこで、クラシック音楽を聴いてみることにしたのですが、これがまた意外にしっくり来るのです。

コツですが、音量を抑えめにして乗車するのがオススメです。クラシック音楽も、車内アナウンスも、列車の音も、全部聴こえる音量で楽しみましょう。

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車窓を観ていると楽しい

列車に乗りながらひたすらクラシック音楽を聴いているだけでは、暇ではないかと思われるかもしれません。しかし、車窓を眺めていると意外とそうでもありません。

  • 久喜駅では、ゆっくり駅解説シリーズの解説動画で見た、東武伊勢崎線の折り返し待避線を見ることができました。
  • ずっと車窓を眺めていると、徐々にコインパーキングの値段が下がっていくことに気づきます。1日駐車して300円は安いなぁ・・・とか。
  • 意外と雪が残っていて、駅によってはホームの端はまだ雪が積もっている駅があったりします。
  • かなりマニアックな話ですが、私は列車が川を渡る瞬間が大好きです。鉄橋を渡る時は、普段の線路とは違う音が鳴ります。鉄橋独特の音に、より広大な河川が加わると、とてもテンションが上がります(自分だけ?)

そんなことを色々と考えていたら、あっという間に東京都から埼玉県を超えて、上野東京ラインは栃木県に入りました。

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クラシックを聴きながら車窓を楽しむはありである

これは個人差があると思いますが、ボーカルのある曲だと、私はどうしても歌に集中力がいってしまいます。

・・・でも、クラシック音楽だとBGMですので、自然と身体に溶け込んでくるのです。リラックスできるクラシック音楽に、初めて見る景色と車窓。これを組み合わせると、わりと優雅な気分になれます(笑)。

さらに、駅弁なんかを組み合わせれば、立派なプチ旅行へと昇格です。

位置ゲーとセットで楽しめば、一粒で二度美味しい

良い機会なので、ずっとやろうと思ってやっていなかった、駅メモをダウンロードしましました。

ekimemo.com

駅メモは駅を巡る位置情報ゲームなのですが、今回のクラシック乗り鉄により、普段は行かない駅のスタンプを押す(チェックインをする)ことができました。

なるほど、これこそが位置ゲーの楽しみ方なのかと、再認識した気分です。まだ見ぬ駅にチェックインするために、列車に乗ります。列車に乗ると、たくさんの駅にチェックインすることができます。

そう言えば、CAPCOMの「めがみめぐり」も交通系の位置情報ゲームだった気がしますね。今度試してみようかなぁ。

www.capcom.co.jp

さいごに

今回、乗り鉄をやってみたのは偶然の出来事であり、たまたまクラシックを聴きながら電車に乗ってみたに過ぎません。

・・・でも、癖になりそうな、謎の楽しさがあることに気づきました。

列車の中は、可能性が無限大の空間です。言ってしまえば、電車に乗り、車窓を楽しみながらブログを書くことだって、不可能ではありません。

Rebuild.fmにも出演したZaimの閑歳孝子さんは、通勤電車の中でも開発していたと言います。(注釈:プログラミングは集中力を必要とする作業なので、車窓を楽しむ余裕はないと思いますが)

rebuild.fm

平日に仕事が終わるのが大体20時位で、そこから家の近所のカフェに行って2~3時間ほど開発、土日はほぼずっと作業という生活でした。
あとは通勤時間の電車の中でも開発していましたね。これは今でもあまり変わっていないですが。
引用:http://careerhack.en-japan.com/report/detail/76

兎にも角にも、電車の中は意外と自由であり、ただの交通手段では無いのです。まあ、鉄道好きでもない限りは、電車を目的に電車に乗る人はいないでしょうが。

ひとつ例を挙げてみるとすれば、例えば沼津に向かう東海道線の車内でラブライブを聴いていれば、ラブライブの聖地巡礼トレインが即席で出来上がります。

ふとした偶然の産物ではあるのですが、まだ見ぬ車窓と心地よい音楽の組み合わせは、かなりおすすめでした。乗り鉄は侮りがたし。

過去に書いた記事

過去に書いた、鉄道関連の記事です。岡ブロ参加レポートでは、岡山の鉄道について少しですが触れておりますので、よろしければどうぞ(記事の前半部分です)。

www.konosumi.net

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僕達急行 A列車で行こう [Blu-ray]

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