三浦大輔氏の踏み出せば何かが変わるが、横浜愛に満ち溢れていて名著すぎる件【書評】

元横浜のピッチャーで、1998年の優勝も経験している三浦大輔氏の書いた「踏み出せば何かが変わる」を読みました。

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正直なことを申し上げると、自己啓発的な内容だろうと推測して、軽い気持ちで布団の中で読み始めたのです。そしたら、あまりに横浜愛に満ち溢れすぎていたので、眠気が吹っ飛んで一気に読み終えてしまいました。

これははっきり言って、横浜DeNAベイスターズのファンは必読レベルで読んだほうがいいレベルです。読み終わった後に、こんなにほっこりした気分になったのは初めてかもしれません。

感想記事ですが、ネタバレがありますのでこれから読まれる方はご注意ください。

第一章 視野 2017年のCSと日本シリーズから始まる

第一章は、2017年のCS進出と日本シリーズについての考察です。

本書内で2017年末の契約更改について触れられているのですが、活躍した選手の年俸が軒並み上がっている事をまるで自分のことのように祝福している姿に、まずほっこりしました。

また、今年躍進した横浜DeNAベイスターズのチームのみならず、番長自身も今年は成長を遂げています。横浜一筋だった番長は、他のチームの練習環境や練習方法を知りません。他のチームの練習を視察することで、番長自身もより野球に詳しくなりました。

また、第一章は今年の日本シリーズの悔しさを忘れてはならないと、現状に満足してはいけないという一言で締めくくられています。

現在の横浜DeNAベイスターズは、若手が中心の勢いのあるチームです。今年の悔しさをバネにして、来年はもっと躍進してくれるだろうと期待しております!

第二章 人生マラソン 感動の引退登板

第二章では、自身の引退を振り返っています。

今永昇太が熱視線で最後の投球練習を観察していた話や、宮﨑敏郎がずっと泣いていた話、引退会見の話が読めます。

引退することをギリギリまで伏せていて、実力で一軍登板を勝ち取ろうとしていた話は、やっぱりカッコいいです。

「三浦大輔はずーっと横浜です。ヨ・ロ・シ・ク!!」は、長嶋茂雄氏の「我が巨人軍は永久に不滅です」の横浜版に匹敵するのではないだろうか?

第二章は息子に向けたメッセージで締めくくられているのですが、もしかしたら番長の息子がプロ野球選手となって、横浜DeNAベイスターズで登板する日が訪れるかもしれませんね!!

第三章 分水嶺 苦労やFAを経て

第三章は、つらい時期についての話です。特に、5年連続最下位は完全な暗黒期です。

この頃は、チームも選手もファンもつらい時期だったのですが、三浦大輔投手にはFA宣言という一大イベントがありました。

結果的に三浦投手は残留することになるのですが、その事によって、横浜ファンの情熱を感じることになります。

FA宣言をしていなければ、今の三浦投手の横浜愛はなかったかもしれません。

第四章 横浜愛 監督やコーチについて

第四章は、ラミレス監督の強さや、チームの雰囲気を変えた中畑清監督、一軍にあがる力を付けてくれた小谷正勝コーチに対する考察などです。小谷正勝コーチの「己を知れ」は、やはり名言だと思います。

現役時代、色々な人の協力を経てチームであり番長自身の投球は成り立っていたのですが、それに対する考察であり、感謝の気持ちがたくさん込められています。

現役を引退した後の番長も野球に関わり続け、今後は教える側に経つことになります。

いざ教える側に立つと、感覚で捉えていた野球でありプレイングを教えることの難しさを痛感するわけですが、これだけ真摯に野球と向き合っているのであれば、番長は将来的に良い指導者になれるかもしれませんね。

ハマの流儀 継承と革新、そして筒香嘉智との対談

本書の最後には、筒香嘉智との対談が収録されています。筒香の趣味が昼寝であったりとか、オフを貰っても身体が野球をしたくて休めないとか、まさに野球バカ二人による激アツ対談です。

自分のことのみならず、常にチームのことを考えているキャプテンとしての筒香嘉智の側面が楽しめます。「ベイスターズのチームの一員として、キャプテンとして、リーグ優勝、日本一になるために全力で考えたい」その言葉を筒香選手の口から聞けるだけでも、本書を読む価値は十分にあるかと思いますよ。

それと、筒香選手、結婚おめでとうございます。

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さいごに

兎にも角にも、物凄く横浜愛に溢れた名著でした。

私の書いたブログ記事は拙いですけど、ぜひ「踏み出せば何かが変わる」を読んで、三浦大輔氏の自身のメッセージを読んでみてください。

横浜ファンであれば、寝る間を惜しんで読みたくなること必至です。少なくとも、私はそう感じました。明日が仕事にもかかわらず、本を読む手が止まらず、感想を書きたくてたまらないくらいには名著でしたよ。

おまけ

過去に横浜DeNAベイスターズについて書いた記事です。よろしければどうぞ。

ヨ・ロ・シ・ク!!

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