映画 中二病でも恋がしたい! Take On Meを観た感想【レビュー】

映画館にて「映画 中二病でも恋がしたい! Take On Me」を観賞してきました。フォトセッションにてパシャリと撮影した写真を載せます。

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先に結論を述べておくと「中二病でも恋がしたい!」を知っている方であれば、十分に楽しめる出来でした。全く知らない方だと、あまり感情移入できないと思われるので、ファン向けの作品です。

・・・というわけで、まだご鑑賞されていない方であれば、この記事を閉じて映画館に行くことをおすすめします。

www.anime-chu-2.com

(注釈:ここから先はネタバレを含みますのでご注意ください)

西へ東へ、北へ南へ、全国愛の逃避行

小鳥遊十花の提案するイタリア行きから逃れるために、富樫勇太と小鳥遊六花は、全国愛の逃避行。逃避行(駆け落ち)と言うくらいですので、当然追っ手がいます。ものすごくスリルがあるというわけではないのだけれど、適度な緊張感があるので、丁度良いです。

私は、映画を見ながら勇太の財布を心配しておりました(苦笑)。

高速バス(for新宿)に、寝台列車(for青森)に、はてまた飛行機(for札幌)まで。ホテルの料金まで含めたら、普通の高校生にはとてもじゃないけど払えない料金な気がしてならない。

途中で偶然、一色誠と出会うんだけど、彼の扱いがとても雑で、それはそれで爆笑しました(良い意味ですよ)。

旅行を共にすると一般的には愛が深まると思うのですが、六花と富樫勇太もそうでした。でも、愛が深まるほど悩みも増える。

思春期って良いなぁと思える、まさに青春、愛の駆け落ち旅行です。

追っ手が育む友情

この映画が良かったなぁと思ったのは、勇太と六花の逃げる側だけではなくて、追う側へもスポットをあてたことです。

犬猿の仲みたいな丹生谷森夏と凸守早苗だけど、最終的には仲睦まじい姿を発揮していて、むしろ勇太と六花の掛け合いよりも面白いかもしれない。

ホテルのベッドで境界線を引いて、こっちには絶対に入ってくるなと言って寝たのに、最終的には抱き合って寝ている。そしてそれを撮影されてしまい、脅しのネタに使われてしまい、またもや勇太と六花探し。

展開としてはわりとベタで、わざわざベッドに境界線を引いた時点で読める展開だったわけですが、それでも不覚にも笑ってしまいました。

不器用な十花と、綺麗な六花の母

逃避行の引き金になったのは、間違いなく小鳥遊十花なのですが、彼女はなかなかに不器用ですな。まあでも、大人というのは子供から嫌われてなんぼな気がしなくもありません。

彼女が引き金を引いたことによって、勇太と六花は一生忘れられないであろう貴重な経験をしたわけです。さすがに、アレなホテルに入ろうとして追い出される展開までは予想してなかっただろうけれど(苦笑)。

しかしながら、最後には結婚してハッピーを迎えているわけだから、まさにこの映画は十花のための映画だったのだ!

六花の母は物語の終盤で登場するのですが、包まれるような優しさを持っています。モリサマーよりも、六花の母の方が聖母に相応しいような(以下略)。

居残り組のくみんと智音

五月七日くみんと七宮智音は、逃げる側でも追う側でもなく中立に属するわけだけど、ちゃんと彼女達もアイデンティティを発揮していて、最後は彼女たちの力によって六花は勇気づけられ、勇太と再会します。

「邪王真眼を捨てればいい」言うのは簡単だけど、自分は昔どうやって中二病を卒業したのか、さっぱり思い出せません。記憶では、受験勉強によってかき消されたような記憶があります。

さいごに

「勇太と六花、愛の逃避行の末に二人が出した結論はっ!

・・・というわけで、適度な緊張感がある、面白い駆け落ち物語でした。自分も、学生の頃に弾丸駆け落ちしてみたかったなぁ。

ついでに言うと、鉄道好きとしては地味に急行はまなすが登場しているところでポイントが上昇しました。さすがに、まさかの寝台列車で一色誠登場の展開は読めなかったですけどね(苦笑)。

余談:特典のミニフィルム

特典でミニフィルムをもらったのですが、各コマに全く動きがありせん。まだ配布しているのであれば、もう一回観に行きたい気分です。

寝ている六花は可愛いのだけれど、せっかくのミニフィルムなんだから動きのあるシーンが良いなぁ。