映画 探偵はBARにいる3【感想・レビュー】

こんにちは。先日の話ですが「探偵はBARにいる3」を鑑賞してきました。

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私は「探偵はBARにいる」の一作目からのファンです。ハードボイルドだけど堅すぎない、絶妙な雰囲気が気に入っています。

本作は、今までとは少し毛色の違う作品でしたが、相変わらず面白い映画でした。感想を綴っていきたいと思います。

特報 探偵はBARにいる3予告編

まだ映画を鑑賞されていない方は、ぜひ予告編を見てください。そして、映画館にGOです!

なお、鑑賞される前にレンタルなりで、第1作目を観ておくことをお勧めします。

主人公である探偵(大泉洋)、および相棒の高田(松田龍平)の「人となり」に関する説明は、第三作目では省かれています。

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なお、ここから先はネタバレを含みますのでご注意ください。

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一つの殺人事件と、格安の依頼から物語が始まる

物語は、一つの殺人事件から始まります。そして、相棒である高田の後輩が持ってきた依頼、この2つを軸にして物語は進行していきます。

格安の依頼料しか振り込まれなかったにも関わらず、断らないできっちり調査する義理堅いところがまた、探偵(大泉洋)らしい。調査費用も含めると、絶対に赤字な気がします。

こういった無茶振りが絵になるのは、水曜どうでしょうのサイコロ旅あたりからの鉄板ネタが板についているからですかねぇ。私には、深夜バスでの連泊は耐えられない自信があります(苦笑)。

BARでの描写はあまり出てこない

「いつもKELLER OHATAにいます」といって名刺を渡す探偵ですが、本作ではあまりBARにいません。

正確にはいるんだろうけど、あまりBARにいる描写がないのです。そういう意味では、少し寂しかったです。

BARでカラカラとグラスを響かせながら、高田と談話したりオセロをする描写が好きだったのですが。

アクションシーンが豊富である

本作では、アクションシーンが豊富です。特に高田はやっぱりカッコいい。

普段はあまり覇気がなさそうに見える高田だけど、戦いとなると彼は途端に頼もしくなります。クビを宣告して別れを告げた後は、探偵ひとりで大丈夫なのか本気で心配になりましたよ!

・・・でも、少しアクションシーンの演出が過剰な気がしていて、ハードボイルドがウリだったはずなのになぁ感は、少し否めません。スローモーションの格闘シーンは、明らかに余計だったと思う。

いつも振り回される主人公

相変わらず、主人公には運がありません。蹴られ、殴られ、船に括り付けられと、もはや散々です。

順風満帆な依頼は彼には似合わないのは事実ですが、もう少し報われても良いのではないでしょうか(苦笑)。

女に弱いからこうなるのでしょうが、そういう意味だと、私も人の事は言えないかもしれません。まあ、美人に弱いのは抗えない男の性なのです。

監督が変わったことによる影響

本作から、監督が橋本一氏から「疾風ロンド」の吉田照幸氏に変更になったらしいです。私が鑑賞した感想としては、エンターテイメントの要素が強くなった気がします。

笑いどころも結構あったし、凄く楽しい映画でした。でも、代償として渋さやハードボイルドさが不足しているので、次回作ではもっとBARでの描写を期待しています。

私の中では、BAR KELLER OHATAで酒を飲みながらオセロをプレイしてこそ「探偵はBARにいる」であると思えるくらい、BARでのシーンは重要なのです(笑)。

さいごに

笑いどころも多い本作ですが、最後は凄く切ない物語です。

「楽しくて、そして切ない」良い映画でした!

・・・でも、ハードボイルドな雰囲気が弱まってしまったのは少し悲しいので、次回作では原点回帰して欲しいなぁ。