ゴミ箱の自動削除というシステムが大好きである

こんにちは。皆さまは、ゴミ箱の自動削除というシステムをご存じでしょうか?

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自動削除というシステムの起源がどこにあるのかはわからないのですが、一定期間を過ぎたらゴミ箱に捨てられたファイルを自動で削除するという実装を見かけることがあります。

私は、この自動削除というシステムが大好きです。考察していきます。

世界に広がる自動削除

「ゴミ箱の自動削除とは何ですか?」と思われるかもしれません。参考までに、私が使っているサービスの中から、いくつか例をあげてみます。

  • iPhoneの写真は、削除するとゴミ箱に行き、30日後に完全に削除される
  • Gmailで削除したメールはゴミ箱に行き、30日後に完全に削除される
  • Dropbox(ファイル管理サービス)では、ファイルを削除するとゴミ箱に行き、30日後に完全に削除される(注釈:無料版の場合)

なぜ、自動削除が採用されるのか?

ゴミ箱の自動削除の利点は、ファイルを削除したとしても一定期間内であれば元に戻せることにあります。

つまり、不要になったファイルを気軽にゴミ箱に送ることができ、もし再度必要になったとしても、復活することができます。

そして、一定期間内にそのままゴミ箱に居座ったファイルは、自動で削除されていくのです。

システム側の利点

自動削除がないシステムの場合、ゴミ箱の中にファイルは残り続けます。ファイルはゴミ箱に置かれていたとしても、ユーザが明示的に削除を実行しないかぎり残り続けますので、システム容量を圧迫します。

また、MacやWindowsの「ゴミ箱を空にする」では、最近のファイルも古いファイルも含めて、全てが消えてしまうのです。「空にする」を実行するのに、少し勇気が入りますよね?

その点、自動削除は一定期間を経てファイルは自動で削除されますので、システム容量に優しい実装になります。

また、ユーザーの目に見えないところでファイルは定期的に削除されていきますので、わざわざ「ゴミ箱を空にする」を実行する必要はありません。

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自動削除の起源

自動削除の起源がどこにあるのか、正確なところは私には分かりません。

しかし、Linuxには昔からtmp領域という考え方があります。一般的なLinuxでは、tmp領域に一時的なファイルを置く決まりになっています。

Linuxのtmp領域に置かれたファイルは、システム容量が逼迫してきた場合や、tmpwatchなどを入れている場合は一定期間後に自動で削除されていくのです。

また、logrotateをはじめ、サーバーに置かれたログを一定期間(日毎や月毎)でローテートし、古くなったログを自動で削除するという実装もあります。

少しシステム的な話になってしまいましたが、こういったところから自動削除は広まったのではないかと考えています。

さいごに

ゴミ箱に自動削除を採用しているシステムは、まだそこまで多くはありません。

・・・でも、どんどん広まって欲しいと考えています。一定期間内であればリカバリーできるし、ユーザーは自ら完全に削除を実行する必要はありません。インターフェースとしても、快適性が高まります。

今の時代は、どんどん自動化が進んでいます。ぜひ、ゴミ箱の自動削除システムも広まっていって欲しいところです。

ついでに、欲を言えば自宅のリアルなゴミ箱も自動削除して欲しいです(笑)。

ゴミの収集日にゴミを出し忘れると大変へこみますので、捨ててから一週間を経過したら、自動で削除してくれるリアルなゴミ箱があると助かります。未来はそうなると良いなぁ。