デジタル麻雀と場況 〜ミックスデジタルという打ち方〜

こんにちは。デジタル麻雀という打ち方があります。

私は「科学する麻雀」という本で知りました。「科学する麻雀」は、アナログ要素の強い麻雀をデジタルに解明した凄い本です。

科学する麻雀 (講談社現代新書)

科学する麻雀 (講談社現代新書)

期待値の高い打牌を繰り返すという打ち方

デジタル麻雀とは、期待値や確率、統計やデータといった科学的根拠に基づいて、最も期待値が高いであろう打牌を繰り返す打ち方です。

スジを切って振り込む確率や、先制リーチの和了率など、今まで感覚に頼っていた打牌に確率というヒントが与えられます。

例えば、私は以下のような指針で麻雀を打っています。

  • 先制リーチに対して、イーシャンテン以下だった場合は全力で降りる
  • 先制リーチすることを最重視し、聴牌速度を何よりも重んじる

私がこのような指針を立てているのも、先制リーチは有利であるという統計に基づいているからです。

ただし、私の打ち方は面前に寄った打ち方であり、完全なデジタル麻雀ではありません。例えば、小林剛プロの「スーパーデジタル麻雀」では、鳴きを多用した打ち方が紹介されています。

スーパーデジタル麻雀 (近代麻雀戦術シリーズ)

スーパーデジタル麻雀 (近代麻雀戦術シリーズ)

デジタル麻雀とは何か?

これは私なりの解釈ですが、デジタル麻雀とは「最速の和了を目指すが、先にテンパイされた場合は全力で降りる」という、メリハリのある麻雀であると解釈しています。

デジタル麻雀では牌効率がよく議題に挙がりますが、それも和了率を高めるためです。

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デジタル麻雀と場況

ところで、麻雀とは点棒と着順を競うゲームです。点棒は和了によって上下し、点棒状況は局ごとに変動していきます。

例えば、オーラスで3着と1万点以上の差が開いている場合、着順を上げるためには跳満以上が必須といった制約が生まれてきます。

デジタル麻雀に慣れてしまうと、イレギュラーな局面で戸惑うことになります。最速の和了を目指す打ち方ばかりしてしまうと、高い手を和了する打ち方ができなくなってしまうのです。

デジタル麻雀は、自由に打てる局面であればあるほど効力を発揮します。つまり、東場や親では打ちやすく、オーラスだと打ちにくいのです。

デジタル麻雀を手段の一つと捉えてみよう

私は、麻雀が強い人に必要な要素は、的確な判断力と柔軟性だと思ってます。デジタル麻雀は強いのですが、あくまで手段の一つであると思っておいたほうが無難だと思います。

それに、デジタル麻雀は分かりやすい最適解を教えてくれるのですが、どこか打っていて退屈なところもあるのです。

私は、デジタル麻雀は攻撃よりも守備の局面で力を発揮すると思っています。

何せ、守備の局面では振り込む確率の低い打牌をする必要があります。ここで、スジで振り込む確率やワンチャンスで振り込む確率といった、データが活きてくるのです。

ミックスデジタルという打ち方

麻雀の打ち方は、スタイルの使い分けが重要であると考えています。例えば「攻撃は面前派、守備はデジタル派」といった打ち方です。

私は、守備にデジタル麻雀を採用した上で、攻撃スタイルを自在に組み合わせる打ち方を「ミックスデジタル」と呼んでいます。

何にせよ、デジタル麻雀は知っておいて損のない知識であると思います。そこに場況や点棒状況といった要素を加味していって、自分だけの打ち方を構築していくのが、私の最近の楽しみです。