海上特攻という作戦 【映画感想】男たちの大和

こんにちは。

先日、TSUTAYAに行ってレンタルしたサマーウォーズを返却してきたのですが、その帰りに映画「男たちの大和」を借りてきました。

この映画は、戦艦大和と人生をともにしてきた、男の人生を描きます。映画の前半は、正直いってイマイチだったのですが、後半になるにつれて話に引き込まれ、最後には涙してしまいました。

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感想をつづっていきたいと思います。

海上特攻とは何か?

みなさんは「神風特攻隊」のことはよくご存じかと思います。教科書に載っていることもあれば、本やテレビで特集が組まれているときもあります。一度は耳にしたことがあるでしょう。

「神風特攻隊」が生まれるにいたった理由の一つとして、石油燃料の不足という事実があります。つまり、敵地にいってから戻ってくるまでの石油燃料を搭載できないので、片道分だけの燃料を積んで飛び立っていくのです。

そもそも、日本が第二次世界大戦を始めるいたった背景には、アメリカからの石油の全面禁輸という重い制裁があります。日本軍は石油資源を求めて南下し、当初は戦況も良好に推移していました。

しかし、相次ぐ輸送船への攻撃によって、石油を産出できても本土に届けることができなかったり、ミッドウェー海戦以降の戦況悪化により、石油の備蓄は悪化の一途を辿っていきます。

そんな最中に浮上したのが、海上特攻という作戦であり「坊ノ岬沖海戦」という戦いです。戦艦大和のほか、軽巡洋艦、駆逐艦8隻による艦隊は、一路沖縄を目指して出発します。しかし、なんとこの戦艦大和、片道分の石油しか搭載していないのです。

戦艦は石油で動きます。そう、飛行機の石油が足りないのであれば、必然的に戦艦の石油も足りなくなるのです。「海軍にはもう船はないのか」その言葉を合図に、戦艦大和の特攻作戦は組まれます。

一億総玉砕の先駆けとして、戦艦大和は沖縄へと出港していきます。本映画は、その大和にかけた男たちの物語なのです。

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リアルな戦艦大和

映画「男たちの大和」は、制作費に25億円をかけた大作です。映画に登場する戦艦大和も非常にリアルで、男心をくすぐられます。

映画は史実通りにすすみますので、最終的に大和は沈没してしまいます。しかし、実はこの大和の海上特攻では、全員が戦死するわけではありません。駆逐艦が救助にあたり、生き残る者もいました。

生き残る者と死んでいく者

「戦って死ぬべきなのか、生き残って日本の未来を創っていくべきなのか」

この難しすぎる葛藤に、当時の青年将校たちは直面しました。目の前の戦闘に勝利しなければ、日本本土までもが侵攻されてしまい、やがて日本で待つ妻や家族が危険に晒されてしまうかもしれません。彼らはまさに、家族のため、そしてお国のために勇敢に戦ったのです。

また、生き残った者も、今後どうやって生きていけば良いのか?・・・もだえ、そして苦しんだことでしょう。本映画では、その一端を垣間見ることができます。

さいごに

本映画は「リアルで、壮絶な、そして男のドラマ」です。

私は本映画を見て「私は、本気で人生を歩んでいるのだろうか?」と、深く考えさせられました。

ぜひ、見届けてみてください。

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