リーダーシップを築き上げていくための考え方

こんにちは。

今回は、今までに読んだ本や経験を元に、リーダーシップにおける私なりの考え方をまとめてみたいと思います。

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まずは、本記事を書くまでにいたった経緯を簡単にご説明いたします。

私は、新卒のプログラマとしてとあるIT企業に入社しました。最初に入社した会社は特徴的な会社で、技術力も含めて個々の社員の能力が非常に高く、一人で仕事をこなせるような人たちばかりが集まっていました。

必然的にチームを組むようなことはあまりなく、私も本で勉強したり先輩がリリースしたコードを参考にしつつ、基本的にはひとりで仕事をこなしていきます。その後、紆余曲折あって転職することになるのですが、さてここからが大変です。

リーダー経験どころか、チームで仕事をした経験もあまりないわけです。転職した会社には若い社員が多く、リーダーを任されることになるのですが、はっきり言ってボロボロでした。

トラブルの責任を部下に押し付けてしまったり、部下のミスをビシッと指摘できずに曖昧なまま終わらせてしまうような始末です。

今考えてもひどいリーダーです。私は、最悪のリーダーデビューを飾りました。

このままではマズいと思い、書店に行き、リーダーシップやマネージメントに関する本を購入し、読み漁りました。「人を動かす」「失敗の本質」「駆け出しマネジャーの成長論」・・・ライトなところですと「もしドラ」や、最近だと「エラスティックリーダーシップ」といった本です。

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こういったビジネス書というのは、読んだからといってすぐに成果が出るものではありません。中にはビジネス書をまったく読まない方もいるでしょうし、それはそれで正しいと思っています。

ただ、色々な本を読んだ結果、いくつか見えてきたことがありますので、今日はそれを私なりにまとめていきたいと思います。

リーダーシップに絶対的な正解はない

まず始めに言いたいことは、リーダーシップというのは人それぞれであり、絶対的な正解がある分野ではないということです。

スポーツの監督を思い浮かべると分かりやすいでしょう。炎のような情熱で選手を引っ張る「星野仙一」、ID野球と称される程のデータを駆使した知的なリーダーシップを発揮する「野村克也」、直観や感性を活用した「長嶋茂雄」。

リーダーシップには、それぞれ自分にあったスタイルというものがあります。だから、リーダーシップ本を読み、その内容を愚直に実行してみたからといって、自分に合わなければそれまでです。

私たちは、リーダーシップや指導者になるための教育は受けていないですし、リーダーシップについて普段考える機会は、あまりありません。結局のところ、自分で考え、自分なりのリーダーシップを構築していく必要があるのです。

メンバーに考えさせる

リーダーは、強固なチームを築き上げ、より良いチームを目指していく必要があります。それには、メンバーのスキル向上が欠かせません。

・・・では、メンバーはいかにして成長するのでしょうか?ここで重要なのは、メンバー自身に考えさせることです。

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私は、人は考えることによって成長するものだと思ってます。目の前の苦労や課題を、どのように考え、どう乗り切っていくのか。その創意工夫の過程によって、メンバーは新たな着想を得て、成長していきます。

だから、私が目指すリーダー像は「あれこれ細かい指示を出すようなリーダー」ではありません。「最終的に求める結果や、目的だけを示して、後の道筋はメンバーに任せるようなリーダー」です。

ただ、ここでひとつ注意点があります。メンバーに任せるという決断をしたのは、あくまでリーダーです。部下のミスによる失敗は、リーダーが責任を取る必要があります。

もし、ここでメンバーの責任としたとします。そうすると、メンバーは失敗を恐れ、冒険をしなくなってしまいます。これでは、部下に裁量を与え、創意工夫やチャレンジを促した意味はありません。

リーダーって、結局は損な役回りなんです。メンバーの責任はリーダーが取り、メンバーの手柄はメンバー自身に与える必要があります。

・・・でも、メンバーが苦労しながらも、創意工夫しつつチャレンジをしていく過程は、親が我が子を見守る「可愛い子には旅をさせよ」の感覚に通ずるものがあります。

メンバーの成長を共に喜び、それに全力を注ぐようなリーダーこそ、私の目指す本当のリーダー像なんだろうなぁ、というのが現時点の私の考えです。

(注釈:この考え方は、エラスティックリーダーシップの考え方に似ているかもしれません)

情報が重要

リーダーは、決断をしなければなりません。この決断力こそ最も重要だという人もいるくらいです。

名著「失敗の本質」では、決断の先延ばしによるガダルカナル島の撤退の遅れや、ミッドウェー海戦での判断ミスによる空母の撃沈など、決断ミスによる失敗が多く登場しました。一方、「大本営参謀の情報戦記」では、情報の不足による誤った判断が多く散見されました。

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他にも、いくつかの本を読んで私が感じたことは、正しい決断をするためには情報が必要であるということです。つまり、私が目指すリーダーシップスタイルは、野村克也監督のような、数多くのデータをもとにして、的確な決断をくだせるようなリーダーになります。

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ただし、このスタイルのリーダーには、情報収集能力が欠かせません。シャーロック・ホームズで例えるならば、変装して相手の警戒心をとき、相手から情報を聞き出す必要があります。

・・・でも、情報収集能力を高める必要があるからと言って、そう簡単に高めることができたら苦労しないでしょう。その場合、もし情報収集が比較的得意なメンバーがいるならば、チームのブレインとして活躍してもらうのもありなのではないでしょうか?

さいごに

結局のところ、私がいたった現時点での結論は「リーダーもメンバーも、共に考えながら成長していくしかない」ということです。

世の中には様々なリーダーシップスタイルが存在する以上、絶対的な正解はありません。

チームも、リーダーも、メンバーも、創意工夫によって成長していきます。そして、それぞれがオンリーワンのスタイルを確立していくことによって、唯一無二の価値あるチームが出来上がっていくのです。

乱文・乱筆失礼いたしました。最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。