【映画感想】連合艦隊を鑑賞しました

1981年に公開された映画「連合艦隊」を鑑賞しました。

古い作品ですが、今でもTSUTAYAに置いてある作品です。私はレンタルで鑑賞しました。

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真珠湾攻撃から大和の沖縄特攻までを描く

映画「連合艦隊」は、開戦前から物語が始まります。そして「真珠湾攻撃を経て、ミッドウェー海戦、レイテ海戦、戦艦大和の沖縄特攻」までを描いた作品です。

戦況は歴史に忠実に描かれており、史実の通りに進みます。だから、決して鑑賞していて心地のよい作品ではありません。

歴史を知っている方であれば、ミッドウェー海戦の結果もレイテ海戦の結果も知っているでしょう。敗北へと進む戦いが、これほど過酷なものであったという事実を突きつけられます。

・・・でも、この映画は敗北へと進む戦いをただ淡々と描くだけではありません。海軍兵学校の青年を主人公として、物語は進みます。当時の人達の喜びや悲しみ、苦悩をドラマティックに描写しています。

太平洋戦争を冷静に捉えた映画

この映画は、戦争をただ否定するだけの映画でもなく、かといって美化する映画でもありません。

私は、こういった中立性を保った映画が好きです。冷静に歴史を捉えた映画であればあるほど、考えさせられるのです。

  • 戦争を回避する方法はなかったのか?
  • 日本が早い段階から、大艦巨砲主義から航空機と空母を主力とした機動部隊を重視する主義に切り替えていたら、戦局はどうなっていたのか?
  • 作者はこの映画で、一体何を伝えたかったのだろうか?

私は、深い考え事をする時は風呂や銭湯でリラックスしながら考えると決めているのですが、これではのぼせてしまいますね(苦笑)。

谷村新司の群青が深い

主題歌は、谷村新司氏の群青という曲です。ぜひ聞いてみて欲しいです。とにかく深く心に染み渡る名曲だと思います。

ただ、映画を鑑賞してから聴いたほうが、歌詞の深さをより感じられるのは間違いありません。できれば、映画を鑑賞してから歌詞を開いてみて欲しいです。

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時代が感じられる特撮

この映画は、実物の1/20のミニチュアの艦船模型を使用していて、特撮で撮影されています。さすがに30年以上も前の作品ですので、特撮は歴史を感じさせる出来です。

DVDの映像特典で実際の撮影シーンが収録されていたのですが、ミニチュアの艦船を使用していました。

・・・とは言っても、戦艦大和のミニチュア模型は1/20でも大人が3人乗船できるほどの大きさがあります。そして、かなり精巧に制作したため、大和の制作には9千万円もかかったそうです。

実際に撮影で使用した大和は、今もどこかに残っているのでしょうか?博物館などで展示されているのであれば、ぜひ見てみたいですね!

歴史を深掘りする

「戦争はダメ!」と、言葉でいうのは簡単です。でも、大事なのは「何故ダメなのか?」「戦争が起こると何が起こるのか?」を、冷静に知ることだと思うのです。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という名言があります。歴史は、様々な因果関係が絡み合って出来上がったものです。つまり、戦争を回避するためには、因果関係を元から断ち切る必要があります。戦争が発生する原因を予防することこそが、もっとも重要なのです。

この映画は、歴史を知るという意味でも秀逸な作品だと思いますので、ぜひ鑑賞してみてください!

私は近所のTSUTAYAで借りました。古い作品ですが、お近くのレンタルショップに置いてあるかもです。