【映画感想】この世界の片隅に【ネタバレあり】

こんにちは。
本日は、映画「この世界の片隅に」についてのお話です。

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私は、劇場で「この世界の片隅に」を鑑賞しました。それ以来、もっとも大好きな映画の中のひとつになりました。

そして、待望のブルーレイ版が発売されましたので、このたび改めて鑑賞しました。

再び登場のすずさんとなめこ

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初出は以下の記事です。

www.konosumi.net

日常というリアル

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「この世界の片隅に」の舞台は、広島県の呉市です。

この映画は、そんな呉で暮らす人々の日常を描きます。決して派手さはないけれど、等身大の日々を描いた日常です。

そしてまた、当時の暮らしを綿密に再現しています。もんぺ作りひとつをとってみても、大反響がある程です。

togetter.com

(注釈:すずさんのもんぺの作り方は、正しい方法ではないらしいです)

戦争は大変なことですが、当時の人々は一生懸命に日々を生きていました。しかし、そんな日常が徐々に戦争に侵食されていきます。その過程が非常にリアルなのです。

等身大の日常だからこそ、私たちは物語に引き込まれ、リアルであるからこそ、私たちは共感するのです。

海軍街としての呉

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呉と言えば「戦艦大和」が建艦された地として有名です。劇中にも戦艦大和は登場します。呉から旅立っていった軍艦は、太平洋上でアメリカ海軍と戦いました。

主人公「浦野すず」の結婚相手である「北條周作」は、海軍に所属していました。海軍は、ミッドウェー海戦以降の戦いで苦戦を強いられ、厳しい戦況の中で必死に戦っていました。

呉軍港においても、物語後半は航空母艦が登場しなくなったりと、戦況はリアルタイムに変化していきます。つまり、呉は太平洋戦争がもっとも身近にあった街であると言えるでしょう。

呉の皆さん頑張ってください!

私が、映画でもっとも印象に残っているセリフは、ラジオが発した「呉の皆さん頑張ってください!」の一言です。この一言は、空襲を受けている呉の人々に向けて発信されたメッセージです。

「呉の皆さん頑張ってください!」には、戦争のすべてが詰まっている気がしました。これだけ激しい戦争の中で必死に生き抜いてきた方たちに対して、私は頭が上がりません。

私の祖父も、実は戦時中に工廠で飛行機を製造していました。私は、今の日本の復興は、それだけ大変な戦争の中を生き抜いた強い方たちだからこそ成し得たのだと思います。だからこそ、私たちは、今の日本を創り上げてきた方たちに感謝しなければなりません。

右手がなくなっても懸命に生きるすず

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不発弾によって右手を失い、さらに「黒村晴美」を死なせてしまった「北条すず」ですが、それでも懸命に生きています。玉音放送を聞いた後のシーンでは、私も一緒に涙してしまいました。

戦争は、世の中から色々なモノを奪っていきます。「食べ物」や「飲み物」から「人の命」まで・・・。

でも、この映画は決して悲惨さを描いただけの悲しい物語ではありません。そんな中でも、必死に頑張って生きていく人たちを描いた物語なのです。

すずさんにありがとう

私は、すずさんに感謝しています。実は、私のハンドルネームである「このすみ」には「この世界の片隅に」の省略形であるという由来があります。

私も一生懸命に生きるから、すずさんも一生懸命生きてください。そう思える映画でした。

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はじめての方であれば、Amazonビデオでレンタル視聴することもできます。ぜひ鑑賞されてみてはいかがでしょうか?

この世界の片隅に

この世界の片隅に

引用元

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